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無名政治家「16人の空砲」で死にかけた「菅内閣」 「菅直人」総理が6月解散

週刊新潮 2011年3月3日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/02/24

発売日 2011/02/24
JANコード 4910203110313
定価 356円(税込)

無名政治家「16人の空砲」で死にかけた「菅内閣」

「菅直人」総理が6月解散
――元市民運動家の飽くなき権力欲は、予算関連法案の不成立も統一地方選挙惨敗さえも意に介さず。虚ろな目をしばたたき、総理の椅子にしがみ付く菅総理の余命4カ月。
▼1週間で底が割れた16人の裏切り者たちの哀しき命運
▼「私ならば解散」といつも威勢がいい「前原外相」大風呂敷
▼キングメーカー「仙谷代表代行」が公明党から安く見られた
▼座敷牢に閉じ込められて総理を夢見た「原口一博」前総務相
▼我が世の春がやってくる「谷垣自民党総裁」の足元に穴

13億人のジャスミン革命!
中国が「エジプト」になる日
――中東民主化の火の手は、ついに共産党一党独裁の中国へと飛び火した。湧きおこる反政府デモを弾圧する公安当局。だが、時代のうねりとインターネットが13億の民を鼓舞する。

2億円を“脱税”した金閣銀閣「有馬頼底」住職のアロハとカツラ

「環境テロリスト」に完敗!
日本捕鯨船「位置情報」を知っていた「シー・シェパード」スパイ網

【ワイド】失意の扉の希望の鍵
(1)3月解散説まで取り沙汰された「石原プロ」事業縮小の一大事
(2)ねむの木学園「宮城まり子」が眠れない5億円詐欺事件の後始末
(3)「玉置浩二」「青田典子」別居の原因は治らない例の手癖足癖
(4)今から当選確実が出そうな「蓮舫」夫に吹くブーイングの嵐
(5)賭けゴルフ認定なのに「横峯パパ」を顧問にした「女子ゴルフツアー」
(6)「人食い」「ダッチワイフ戦争」も懸念された「チリ落盤事故」の暗闇
(7)「生活保護」を無限増殖させる亡国のハウツー本で儲ける人々
(8)都知事候補「渡邉美樹」ワタミ前会長に「介護訴訟」と「被害者の会」
(9)中東は内戦状態でも日本で人生相談という「扇情ジャーナリスト」
(10)パンダ10年レンタル8億円! 死んで4000万円をふんだくる中国
(11)減税日本「河村たかし」が推す極右の名古屋のチチョリーナ

巨大教団激震! 「大川きょう子」総裁夫人が告解する「幸福の科学」の正体(後編)
――年間300億円もの資金を集める教団は、いかに選挙へと突入し、惨敗したのか。「霊言」に振り回された教団の内情。

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/神田 茜
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
黄泉から来た女/内田康夫
虚像/高杉 良
途方もなく霧は流れる/唯川 恵

黒い報告書/柳下毅一郎

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー
▼マイオンリー 重森 豊
▼ガイド/アーツ
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 立川談四楼
▼ビジネス/インシデント/オーバーシーズ/エンターテインメント/スポーツ
▼スクリーン 白井佳夫
▼テレビジョン/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・おちょクリック!
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。