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自己愛「菅総理」とハゲタカ「自民長老」見合いの釣書

週刊新潮 2011年4月14日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/04/07

発売日 2011/04/07
JANコード 4910203120411
定価 356円(税込)

自己愛「菅総理」とハゲタカ「自民長老」見合いの釣書

3カ月後の悪夢 真夏の首都圏「大停電」完全シミュレーション
――交通網マヒ、闇に沈む街、大渋滞、断水……。食卓からは生鮮食品が消え、手術は中止となり、熱中症患者が続出する。

義援金ファッショが起きている!?
大災害で損した「芸能人」株を上げた「有名人」

【特別読物】残骸荒野で苦闘する「自衛隊」を阻むつまらない事情
ジャーナリスト  桜林美佐

【ワイド】「大災禍」の人間曼陀羅
(1)原発と放射能で甦った「広瀬隆」は何をしていたか
(2)気仙沼沖で救助されたワンちゃん「動物愛護センター」からの生還
(3)「東電」株を持っていて迷う「損切り処分」一番のタイミング
(4)海の向こうからやってきた「放射能専門家チーム」何が凄いか
(5)「放射能」風評で「TPP」爪弾きなら「農産物」は自給自足
(6)両陛下「お見舞い」に胡坐で応じた避難者に誰か礼儀を
(7)近江のゴジラから「電線泥棒」に転落した元ソフトバンク選手
(8)「缶メシ」「カップラーメン」で検視を続ける「おくりびと」
(9)大津波が追いかけてくるという呪われた「津波記念碑」伝説
(10)「海外で避難生活を」H.I.S.が売り出した支援旅行は安いか高いか
(11)大災害ドサクサで見忘れた「都知事候補者」目が点の政見放送
(12)予言もしていないのに津波を布教に利用する「幸福の科学」
(13)SPも見かねて嘆く「松本剛明」外相の存在感はゼロ
(14)外国人モデルが日本「大量脱出」でファッション業界の平和なパニック

【グラビア】初公開! 放射能と戦争する「暴走原発」内部の記録写真

津波が引き裂いた「家族」の物語
――幼い少女は毎晩、祖母の携帯を持ちだし、1人、行方不明の母に電話を掛け続けている。別の少女は恋しい母に「おげんきですか」と手紙を書いた。津波が引き裂いた家族の肖像。

あなたが子供だった時、東京の「放射能」は1万倍!
――福島県出身者に降りかかる放射能差別。だが、半世紀前、東京の放射能は1万倍だったことをご存じか!

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
オギノメ 猫の目/荻野目慶子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・青葉かおり
私の週間食卓日記/多加野詩子
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
虚像/高杉 良
途方もなく霧は流れる/唯川 恵

黒い報告書/長谷川純子

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 縄田一男
▼アーツ/ガイド
▼ロビー/ビジネス/オーバーシーズ
▼インシデント/スポーツ/テレビジョン
▼エンターテインメント/タウン
▼スクリーン 坂上みき
▼マイオンリー 杉田成道

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・おちょクリック!
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子
・一歩先行くもてなしの宿

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。