暗黒の支配地域に電話インタビュー! のべ37人に21時間15分! 「イスラム国」大全
週刊新潮 2015年2月5日号
(木曜日発売)
発売日 | 2015/01/29 |
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JANコード | 4910203110252 |
定価 | 407円(税込) |
「イスラム国」大全
(2)イスラム国外人兵の証言「後悔している。帰国の道が欲しい」
(3)10カ月捕虜だった「フランス人」の証言「同房の捕虜が処刑の日」
(4)イラク人女性の証言「イスラム国の女兵士が持ってきた大きい袋の中身」
(5)イラク人弁護士の証言「10人殺すと昇進するイスラム国の兵士」
(6)アレッポ住人の証言「イスラム国の刑務所だった小児病院から遺体無数」
(7)イスラム国ネット機関紙に「アラーの戦士は老人ホーム拡充中」
(8)首都「ラッカ」の地下抵抗組織の証言「静かに虐殺されるラッカ」
(9)後藤健二さんが捕まる直前に1日10万円「誘拐保険」の中身
(10)ヨルダンに囚われている「女性死刑囚」の釈放を求めた理由
(11)イスラム国の原油を買っているのは「アサド政権」だった!
(12)「湯川さん」を殺害して「後藤さん」を残したイスラム国の論理
(13)イスラム国では兵士たちの集団脱走が始まっている!
▼「2億ドル」人道支援が事件の引き鉄という意見は正しいか?
▼「生き残る術は知っている」が口癖だった「後藤健二さん」
▼姓の異なる「後藤健二さん」実母の反原発大演説の違和感
冬の日光浴! 速足ウォーキングと蜂蜜!
寝たきりを招く「サルコぺニア」にならない最新ガイド
(2)「谷原章介」は6人目! 「子沢山の男性タレント」が生き残る自然淘汰
(3)韓国ロビーの“秘薬”で知日派の看板倒れ「マイケル・グリーン」
(4)性行為の採点表まで流出「岡田斗司夫」のセックス・ボランティア
(5)「ワタミ」赤字でクビになった社長と「渡邉美樹」を崇拝する新社長
(6)大相撲の頂点「白鵬」を支える「モンゴル互助会」15年の歴史
(7)甲子園の史上最速156キロに挑む「県岐阜商エース」のぶつかる壁
(8)巨人軍「原辰徳」の「野球殿堂」落選はあの事件のせい
(9)1万人訴訟を起こされた慰安婦誤報「朝日新聞」新社長の憂鬱
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
PTに訊け! 「全身改造」/中野ジェームズ修一
反オカルト論/高橋昌一郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/三遊亭遊馬
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼テレビジョン/井上真央「花燃ゆ」曾孫は元拓大総長
▼ロビー/あの“顔”にこの“人事”誰も喜ばない「岡田新体制」
▼オーバーシーズ/ギリシャ「急進左派」40歳首相は「チェ・ゲバラ」好き
▼ビジネス/「ヤマダ電機」に触手を伸ばした「旧村上系ファンド」
▼マネー/大ブーム「株主優待」銘柄に踊らされるな!
▼スポーツ/米ツアー参戦「横峯さくら」はパパより「チームさくら」
▼マイオンリー 露の都/「占い」
▼エンターテインメント/映画にドラマに舞台「中谷美紀」がモテるわけ
▼スクリーン グレゴリー・スター/『ネイバーズ』
▼グルメ/六本木「チャイナルーム」
▼タウン/天皇皇后両陛下「パラオ慰霊」宿泊は“特別仕様”巡視船
Bookwormの読書万巻/豊崎由美
▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
嘘 Love Lies/村山由佳
・昭和の「ブリキ玩具」鑑定団
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
・水村山郭不動産
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。