ブレーキが壊れた中国の「反日」「反日」「反日」
週刊新潮 2015年8月6日号
(木曜日発売)
発売日 | 2015/07/30 |
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JANコード | 4910203110856 |
定価 | 特別定価428円(税込) |
ブレーキが壊れた中国の「反日」「反日」「反日」
ノンフィクションライター 井上理津子
▼「抗菌市場」は1兆円超! 細菌もウイルスも滅ぼす「銅」の魔力!
猛暑を乗り切る「除菌と感染症」の最新知識
医療ジャーナリスト 蒲谷茂
▼「黒柳徹子」が振り返った「徹子の部屋」1万回の余話
▼四方八方から殴られ、氷の川に飛び込み、飲まず食わずで6キロ減量!
スタントマンがいなかった『人間の條件』過酷な撮影
俳優 仲代達矢
死のコンパを隠蔽した「東大サークル」の口裏
国税が寒い百億単位の税金還付!?
(2)足裏診断の怪僧「福永法源」十八番の嘘は「ローマ法王に後を頼むと3度言われた」
(3)「戦闘機パイロットのクヒオ大佐」を信じさせた結婚詐欺師の道化人生
(4)他人様のお金「7億円」を銀座で散財した「オレンジ共済」バカ息子インタビュー
(5)日本一の美人詐欺師「岩合直美」は朝鮮総連大幹部の愛人時代に目覚めた!
(6)騙しの舞台装置は芸能人パーティーだった詐欺師のブラックホール「豊田商事」
(7)会員112万人を誇ったネズミ講「天下一家の会」元副会長かく語りき!
(8)年金老人から350億円を巻き上げたKKC「山本一郎」出所してもまだやってます!
三千世界を袈裟切りにした「傑作コラム集」
■『夏彦の写真コラム』傑作選 山本夏彦/銀行はやっぱり金貸/やっと中流になったのに/正義は時に国を滅ぼす/崩御か薨去か死去か/ゼネコンはやっぱり土建屋/オリンピックまた来る 他
甲子園に久しぶりの怪物「清宮ジュニア」の食事と伝説
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
がんの練習帳【最終回】/中川恵一
戦国武将のROE(交戦規則)【最終回】/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
PTに訊け! 「全身改造」/中野ジェームズ修一
反オカルト論/高橋昌一郎
だんだん蜜味/壇蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/小橋建太
管見妄語/藤原正彦
ほとけを旅する/上野 誠
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
▼マイオンリー/西野亮廣「絵本」
▼ロビー/大荒れ必至「参院特別委」自民が気を揉む2人の逸材
▼オーバーシーズ/米大統領選を引っ掻き回す「D・トランプ」の毒舌
▼ビジネス/こちらも隠せなくなった東芝「迎賓館」の豪奢
▼マネー/落し穴に気をつけろ! 「サ高住」投資
▼スポーツ/史上初「本塁打&盗塁王」に挑むヤクルトの若武者
▼グルメ/ローマ修業のシェフで 銀座「エル ビステッカーロ」
▼エンターテインメント/今だから明かせる「ど根性ガエル」作者の「失踪ドン底」
▼スクリーン/グレゴリー・スター『ジュラシック・ワールド』
▼テレビジョン/名物ディレクターが書いた「ひょうきん族」奮闘現場
▼タウン/外国人急増で“嬉しくない悲鳴”の東京「ホテル」事情
Bookwormの読書万巻/豊崎由美
▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
室町無頼【最終回】/垣根涼介
犬の掟【最終回】/佐々木譲
嘘 Love Lies/村山由佳
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。