嵐の中へ船出した超大国
「トランプ大統領」という魔人の急所
週刊新潮 2017年1月26日号
(木曜日発売)
発売日 | 2017/01/19 |
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JANコード | 4910203140174 |
定価 | 407円(税込) |
「トランプ大統領」という魔人の急所
▼偽ニュース呼ばわり「二枚目CNN記者」の復讐
▼「ゴールデンシャワー」文書に三分の理
▼就任式をきっぱり断った「有名アーティスト」
▼怪ルートで就任式に出席「Dr.コパ」の風水評
▼世界も揺れる「ツイッター」は戦術か戯言か?
▼トランプ派「FBI」とクリントン派「CIA」
▼整形疑惑もある「イヴァンカ」に「利益相反」問題
▼再び梯子を外されそうな「安倍総理」のTPP
吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣
(2)女優の仕事はない「のん」を助ける例の「大きな顔の女優」
(3)メディア訴訟にまた負けた「稲田朋美」の夫がああ可哀想
(4)「反原発グループ」が攻撃した「元アイドル」暴露本の受難
(5)ネットで売り出された47億5000万円の超大豪邸に秘密あり!
(6)「キムタク」ドラマの楽屋で盛り上がるセレブの子育て談義
(7)不仲の代議士が逮捕歴を暴露した「高木パンツ泥棒」前大臣
(8)50人が乗り込んで大暴れ! 「会津小鉄会」大分裂の現場
(9)朝日女性記者がスクープした「原発いじめ」記事の悪評
(10)「袴田吉彦」の不倫相手は「塩谷瞬」にも都合の良い女
「アニータ」が語った「チリの事情」と「14億横領夫の出所」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
「佳く生きる」ための処方箋/天野 篤
おっぱいがほしい! 「男」の子育て日記/樋口毅宏
マネーの魔術史 なぜ人はだまされ続けるのか/野口悠紀雄
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/セイン・カミュ
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「共謀罪」の呼称を嫌う「安倍総理」の妙案
▼オーバーシーズ/今度は“避妊具”配布に力瘤 フィリピンの“Mr.大仁田”
▼スポーツ/野球殿堂に“星野◯”“立浪×”「師弟明暗」ウラ事情
▼ビジネス/「東芝」上場廃止の瀬戸際に「データ捏造」のダメ押し
▼マイオンリー/朝比奈 彩「キックボクシング」
▼テレビジョン/怪演! 「吉田沙保里」に座布団1枚
▼グルメ/本場四川で腕を磨いた井桁シェフの麻布十番「老四川 飄香」
▼エンターテインメント/東京五輪ホープか「華原朋美」が“馬ってる”!
▼スクリーン/白井佳夫『エリザのために』
▼タウン/“始めの一歩”で大コケした「ミニロケット」の責任問題
Bookwormの読書万巻 香山二三郎
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
この世の春/宮部みゆき
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介
黒い報告書/井口民樹
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・未知との遭遇
・コウケンテツの健康ごはん塾
この号の中吊り
最新号PICK UP
小池都知事の顔が綻ぶ「ベンゼン79倍」の豊洲怪談
派手に掲げた都政改革だが、それなりの成果も出せず、結局、小池劇場の演出だったのではないか。世間からそんな批判の目が向けられそうになった矢先、豊洲新市場から基準値オーバーの有害物質を検出。小池百合子都知事(64)にとっては、顔も綻ぶことだった!?
硫黄島の戦い「最高指揮官」の孫の姫始め
吉原の「超高級店舗」待合室にいた安倍総理お友達の元大臣
2年4カ月前まで総務相を務め、安倍首相の側近と知られる新藤義孝代議士(58)。硫黄島の戦いで最高指揮官だった栗林忠道陸軍大将の孫である。20日にひとつ歳を重ねるその選良の姿は、吉原の超高級ソープの待合室にあった。姫始めまでの一挙手一投足を追う。
日本一有名なチリ人女性に「筑波大生失踪事件」を訊く!
「アニータ」が語った「チリの事情」と「14億横領夫の出所」
日本一有名なチリ人といえばこの人だろう。夫が引き起こした「巨額横領事件」で日本中を敵に回したチリ人妻のアニータ・アルバラード(44)。筑波大生殺害容疑でチリ人の男が国際手配された今回の事件、そして横領夫の現在について彼女が語った内容とは――。
【特別読物】
漢字のおさらいとbe動詞……巨額の補助金「Fランク大学」驚愕の授業
ノンフィクション・ライター 白石新
センター試験が終わって受験シーズンも佳境に入ったが、受験生たちの必死の追い込みをよそに、最高学府の門をすでに潜っている学生たちが、be動詞の学習に精を出していた――。ニッポンの将来を思うに背筋が寒くなるFランク大学の驚くべき授業内容とは。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。