「貴乃花」は玉砕するのか
沈黙の「貴乃花」が心情吐露!
「本当のワルは白鵬」「私は完全にハメられた」
週刊新潮 2017年12月21日号
(木曜日発売)
発売日 | 2017/12/14 |
---|---|
JANコード | 4910203131271 |
定価 | 407円(税込) |
▼実父激怒で理事長への野望は暗雲「白鵬」モンゴル一門結成を支える勘違い「美人妻」
▼「髄液診断書」はなぜ偽造扱いされたのか? 協会ナンバー2「尾車親方」と病院の関係
それでも流血「富岡八幡宮」に参拝する人
(2)「広瀬すず」超えでCM女王! 独立騒動「ローラ」が支持される理由
(3)NY中がブーイング「金より二刀流」が理解されない「大谷翔平」
(4)「浅野忠信」刑事役の折も折 逮捕の「実父」は覚醒剤常習者
(5)「やめられない、とまらない!」生みの親がカルビーを訴えた!
(6)大学は出るけれど「桐生祥秀」陸上部なき意外な“就職先”
【特別読物】
リケジョ・アナウンサーの「出産科学コラム」
死してなお恐ろし「サッチー」猛女伝説
▼「1日の歩数」も世界トップ!
▼「太極拳」驚異の血流効果
▼傾斜角45度に老人集結「坂道を見たら上りたくなる」
▼87歳女性が毎朝90分の「飲茶ハイキング」
▼3キロ「棍棒」を毎晩180回持ち上げる90歳男性
■■■ コラム ■■■
豚は太るか死ぬしかない/矢作俊彦
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
還暦も文化/石田純一
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/音月 桂
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/番記者と肩を組まんばかりに「石破茂」“最後にゲルは勝つ”!!
▼オーバーシーズ/セクハラからバレた「ノーベル文学賞」受賞者漏洩
▼ビジネス/子育て支援“ゴリ押し3000億円”で割れる「経済団体」
▼マイオンリー/奥田佳道「日本の歌謡曲」
▼スポーツ/これぞシンデレラボーイ ラスベガスで世界王者「尾川堅一」
▼エンターテインメント/香港ではシャネル買い 師走もグッと熱い「小柳ルミ子」
▼スクリーン/北川れい子『花筐/HANAGATAMI』
▼グルメ/日本人の舌を意識したお値打ちのイタリア料理「ロンブラ」
▼タウン/なかなか鎮火しない安倍総理“お膝元”の酒席“乱闘”事件
Bookwormの読書万巻/杉江松恋
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼テレビジョン
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
血の雫/相場英雄
欺す衆生/月村了衛
黒い報告書/深笛義也
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・水村山郭不動産
・コウケンテツの日々是好食
この号の中吊り
最新号PICK UP
例年なら初詣30万人! 怨霊が祟る!!
それでも流血「富岡八幡宮」に参拝する人
本誌にも届けられた遺書には〈私は死後に於いてもこの世(富岡八幡宮)に残り、怨霊となり、(中略)永遠に祟り続けます〉と綴られている。果たして予告通り犯人は神社の敷地で自害したのである。その「怨念」がこもる場所に、初詣に行く人はいるのだろうか。
特捜部は政権中枢に斬り込むのか
「スパコン社長」「安倍総理」ベッタリ記者の人脈に浮かんだ「謎の風水師」
国の助成金詐欺容疑で逮捕されたスパコン社長こと齊藤元章容疑者。“安倍総理ベッタリ”山口敬之記者が住む超高級ホテルの家賃を負担してきたという。更に両者の先に見えてきた謎の風水師との関係は? “リハビリ”を終えた特捜部は政権中枢に斬り込むのか。
「略奪婚」に骨肉の争い!
死してなお恐ろし「サッチー」猛女伝説
人格者の野村克也氏(82)が、なぜ愛想を尽かさなかったのだろうか。家族を捨てて略奪婚を敢行し、不正蓄財に手を染め、骨肉の争いを招き、誰彼構わず敵に回し……。サッチーこと野村沙知代さん(享年85)の猛女伝説は、聞くだに恐ろし、小説より奇、である。
現地レポート 平均寿命が男女とも世界一!
「香港」で見つけた長寿世界への扉
男女ともに2年連続で「平均寿命世界一」の座にある香港。日本のライバルである彼の地で寿命を育む「命の食」については、前号でお伝えした。今週も引き続き、香港人の長寿を支える運動習慣、さらには心の健康にも目を向け、現地から珍道中レポートをお届けする。
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。