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1強「安倍政権」の泣き所
「茂木大臣」が尻から煙の「買収線香」

週刊新潮 2018年2月1日号

(木曜日発売)

407円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/01/25

発売日 2018/01/25
JANコード 4910203110283
定価 407円(税込)

1強「安倍政権」の泣き所
「茂木大臣」が尻から煙の「買収線香」
「もり・かけ・スパ」が野党の追及材料という今国会。もっとも安倍内閣には他にも、1人で3つの急所を抱える問題閣僚がいる。目玉政策「人づくり革命」を担う茂木敏充大臣だ。本誌がかねて公選法違反と報じてきた衆議院手帖、香典に加え、新たに線香の配布も判明した。18年前、今を時めく小野寺防衛大臣が公民権停止に追い込まれたのも同じ線香配布が火種だった。
「眞子さま」嫁ぎ先に「紀子妃」のご心痛
「海の王子」母親の430万円「援助交際」トラブル
「圭の父親代わりに……」。そう言われ、男性は彼女と婚約し、請われるままに母子家庭の生活費や圭君の留学費用を送金した。しかし関係が壊れた時、返済を求める彼に母子が言い放ったのは意外な言葉だった。「眞子さま」嫁ぎ先に浮上した金銭問題に今、秋篠宮ご夫妻は当惑し、深い憂慮の中にあるという。
「卑怯な横綱」と「貴乃花」は激昂した!
「白鵬」最凶の所以は右ひじ「特注サポーター」の異常硬度

キリギリス栄えてアリ滅ぶ
心ある大人がため息をつく「働き方改革」

【短期集中連載】
「ロン・ヤス」関係30年で機密指定解除! 「NAKASONE」ファイル
[最終回]レーガンの電話で共同ミッション
日本の密使が動いた対イラン「米国人質」奪還工作
ジャーナリスト 徳本栄一郎
【ワイド】縁は異なもの味なもの
(1)和解で旅番組共演「辺見えみり」が父「西郷輝彦」を許す旅程
(2)動機は「週刊新潮」! 短命「青森市」に20億円寄付した男の胸算用
(3)「武井咲」産休に「芳根京子」が生みの苦しみを味わうという視聴率問題
(4)「ポスト・タッキー」デビューでも心許ない「ジャニーズ帝国」の逆襲
(5)別れた父「貴闘力」が大鵬の孫に「ガチンコで強くなれ」
(6)「創価学会」に賞讃されたM-1王者「とろサーモン」の頭も信心から

「平昌五輪」の妖花
北朝鮮「美女応援団」に5つの謎
▼メンバー供給源「金星学院」の秘密
▼「金正恩」の妻も在籍した「玉の輿」ヒストリー
▼美貌の先遣隊トップは過去に銃殺と報じられた
▼「正恩」が隠す後宮「喜び組」の全貌
▼歴代の「美女応援団」容色トップ3は誰か

■■■ コラム ■■■
【長期不定期連載(5)】
豚は太るか死ぬしかない/矢作俊彦
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
還暦も文化/石田純一
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/山本博文
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子

■■■ テンポ ■■■
ロビー/「野田聖子」総裁選なら「菅」支援で「石破茂」潰し
タウン/“拳銃もあるから”「西部邁さん」ある夜の酒席
スポーツ/お見事! 卓球日本一「張本智和」に“チョレイ!”禁止令
ビジネス/若返った! 「みずほFG」トップ人事の狙いは「佐藤院政」
マイオンリー大方斐紗子「エディット・ピアフ」
オーバーシーズ/養女に蒸し返された82歳「W・アレン」の性的虐待
エンターテインメント/ドラマでは“浮気サレ妻”「仲里依紗」の私生活
スクリーン北川れい子『スリー・ビルボード』
グルメ/茶道が趣味の料理人が営む荒木町の懐石「多仁本」
Bookwormの読書万巻中江有里

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼テレビジョン
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板

■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
血の雫/相場英雄
欺す衆生/月村了衛

黒い報告書/藤井建司

■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名築建
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの日々是好食

この号の中吊り

最新号PICK UP

1強「安倍政権」の泣き所
「茂木大臣」が尻から煙の「買収線香」

衆議院手帖、香典、新たに判明した線香配布。「もり・かけ・スパ」の3点セットと並び、1人で3つも急所を抱える茂木敏充大臣は国会最注目だ。有権者の心を買収した結果、尻から煙。それはかつて、小野寺防衛相を公民権停止に追い込んだ絶望の火種でもある。

「眞子さま」嫁ぎ先に「紀子妃」のご心痛
「海の王子」母親の430万円「援助交際」トラブル

御代替わりを1年3カ月後に控え、東宮家とともに注目が集まるのは、皇位継承権者をお二方擁する秋篠宮家である。が、折も折、ご一家は二年越しのご憂慮に苛まれている。それは、長女・眞子さま(26)のご婚約相手である小室圭さん(26)の「家庭問題」に他ならない。

「卑怯な横綱」と「貴乃花」は激昂した!
「白鵬」最凶の所以は右ひじ「特注サポーター」の異常硬度

ガチンコで22回の優勝を果たした「本物の大横綱」から見れば、白鵬(32)は「卑怯な横綱」に過ぎない。平幕力士に連敗し、逃げるように初場所を休場した白鵬が装着している右肘のサポーター。貴乃花親方(45)がタニマチに明かしたのは、その「特殊性」だった。

キリギリス栄えてアリ滅ぶ
心ある大人がため息をつく「働き方改革」

この国で「改革」と銘打ったプロジェクトがうまく行ったタメシはないが、今回もまたその轍を踏みそうである。安倍政権の目玉、「働き方改革」。それ自体はごもっともな「正論」であるが、では、実際の中身と言えば……。心ある大人がため息を漏らす、トホホな実態。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。