霞が関を「紀子妃」に走らせた「美智子皇后」の「雅子妃」諦念
週刊新潮 2018年2月8日号
(木曜日発売)
発売日 | 2018/02/01 |
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JANコード | 4910203120282 |
定価 | 407円(税込) |
「美智子皇后」の「雅子妃」諦念
長寿世界一のイタリア「チレント」地域に学ぶ
▼日本人があやかれる「命の食卓」に並ぶ食材
▼「三大疾病」「アルツハイマー」が極端に少ない秘密とは
▼孤独と無縁のコミュニティでストレスのない日々
IT超大国「中国」の恐るべき民度
【特別読物】
誰も知らない「自衛隊」南スーダンPKOの最前線
(2)出演者はノッポばかり「キムタク」主演『BG』救済の遠近法
(3)「三原じゅん子」議員会館に暴漢襲来でも警察が駆け付けられないワケ
(4)貧しさに負けない「格安マンション」と「自転車移動」の「上原多香子」
(5)移籍トラブル! 美人チャンプ「高野人母美」が訴える「働き方改革」
(6)「進次郎坊やは安倍総理の言いなり」放談で「田中真紀子」の砲弾炸裂
580億円盗まれたコインチェック「27歳社長」の現預金460億円
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
還暦も文化/石田純一
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/唐橋ユミ
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/安倍総理とサシで“ひれ酒”でも「岸田文雄」の熱量
▼オーバーシーズ/南北合同チームで「若者」から反発喰らった「文在寅」
▼ビジネス/続投決定「杉本和行」公取委員長“泣く子も黙る”伝説
▼マイオンリー/宮内 洋「男飯」
▼スポーツ/賞味期限切れでも「松坂大輔」の“美味しい”食べ方
▼エンターテインメント/史上初“餃子”映画の鍵を握る「足立梨花」の唇
▼スクリーン/白井佳夫『ジュピターズ・ムーン』
▼グルメ/39歳総料理長の創意工夫が映える銀座「新広東菜 嘉禅」
▼タウン/批判殺到で「靖国神社」宮司を降りる「15代慶喜の曾孫」
Bookwormの読書万巻/香山ニ三郎
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼テレビジョン
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
血の雫/相場英雄
欺す衆生/月村了衛
黒い報告書/蜂谷 涼
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名築建
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの日々是好食
この号の中吊り
最新号PICK UP
霞が関を「紀子妃」に走らせた
「美智子皇后」の「雅子妃」諦念
〈語るなく重きを負ひし君が肩に早春の日差し静かにそそぐ〉とは、1月の歌会始での皇后さまの御歌である。象徴としてのお姿を追い求めてこられた天皇陛下を仰ぎつつ、次代へと思いを致される皇后さまの眼差しの先には、雅子妃ではなく紀子妃のお姿があるという。
なぜか安泰
580億円盗まれたコインチェック「27歳社長」の現預金460億円
不正アクセスによって約580億円分の仮想通貨が盗まれたのに、なぜかコインチェック(渋谷区)は安泰だという。実は、弱冠27歳の社長に率いられ、返金額に相当する460億円以上の現金を貯め込んでいたのである。一体、仮想通貨を扱うとどれほど儲かるのか。
現地取材 米伊の研究チームが争って調査を始めた!
長寿世界一のイタリア「チレント」地域に学ぶ
人より長生きしたい。その間、病気もしたくない。そんな虫のいい話があるか、と一喝されそうな願いだが、多くの人が虫のよさを現実にしている地域があった。南イタリアのチレント。日本人にも馴染めそうな世界一の健康長寿の秘訣を、2週にわたりお届けする。
磐石の「安倍総理」が思わず離席! 公選法違反を承知で配布
「茂木」大臣のウソを暴く買収線香「50人リスト」
「すぐ帰ります」と、予算委員会を離席した安倍総理。人は見たいものしか見ないというから、目を背けたかったのだろう。公選法違反を承知で、茂木敏充経済再生相(62)が配ってきた買収線香。年に50人は下らない配布リスト現物を入手し、大臣の拙劣なウソを暴く。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。