異変から4時間で急逝した「大杉漣」はどうすれば助かったか
週刊新潮 2018年3月8日号
(木曜日発売)
発売日 | 2018/03/01 |
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JANコード | 4910203120381 |
定価 | 407円(税込) |
▼『ローマの休日』ファンが度胆を抜かれる濡れ場シーン
▼「表現の自由はエロとスキャンダルから!」啖呵を切った監督の矜持
▼主演女優はあの「人気AV嬢」
▼不敬でお蔵入りした「皇室関連映画」の歴史
▼「右も左も心して観よ」の宣伝文句に「民族派右翼」重鎮の苦言
「大杉漣」はどうすれば助かったか
▼生還「天海祐希」突然死「阿藤快」の生死を分けた分岐点
▼予兆がなくても今すぐ受けたい「心臓CT」「冠動脈CT」検査
公約は「子育て支援」
人妻を自宅に泊める「長浜市長」の公的「愛人支援」
京都「平安神宮」が北朝鮮資本に乗っ取られる
“捏造”中毒の「厚労省」は受動喫煙データもインチキだった
▼4億円が溶けた! 失敗投資家の「レバレッジ」地獄
▼まだ「一攫千金」が狙える? プロが教える「通貨リスト」
▼フィーバーの裏で被害続出! 狂奔「詐欺事件」一覧
▼「ゴールドラッシュ」と煽る「怪しいセミナー」
▼「薬物売買」「殺人依頼」……盗難NEMが取引された「ダークウェブ」に行ってみたら
パシュート金メダルでも
「菊池彩花」が「村民栄誉賞」をもらえない長野県「村八分」騒動
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
還暦も文化/石田純一
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/谷川真理
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「朝日新聞」と小競り合いを続ける「安倍総理」の度量
▼オーバーシーズ/イヴァンカに“ビビンパ”「文在寅」心尽くしの始末
▼スポーツ/日本記録で1億円ゲット! 異端児「設楽悠太」メソッド
▼ビジネス/赤旗が暴いた役員報酬43億円! 「清水建設」下請け除染会社
▼マイオンリー/中村太地「フットサル」
▼エンターテインメント/“カー娘”快挙にお久しぶり「沢田亜矢子さん」そだねー
▼スクリーン/白井佳夫『しあわせの絵の具』
▼グルメ/仏料理の前菜に“フグのフリット”を 麻生十番「アリエ」
▼タウン/返戻は“お墓”ですョ 小諸市「ふるさと納税」の吸引力
Bookwormの読書万巻/中江有里
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼テレビジョン
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
血の雫/相場英雄
欺す衆生/月村了衛
黒い報告書/蓮見圭一
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの日々是好食
この号の中吊り
最新号PICK UP
不敬描写で2月公開が突如延期!
「昭和天皇」のピンク映画
明らかに昭和天皇に模した人物を、あろうことか、ピンク映画の「主役」の1人として登場させる。そんな前代未聞の映画が、去る2月16日から公開されようとしていたが、前日になって突如延期になった。その脚本には、不敬描写がこれでもかと連ねられ……。
異変から4時間で急逝した
「大杉漣」はどうすれば助かったか
痩身のスポーツマン。不健康という言葉が一番不似合いに思えた、まだ66歳の男が、突然逝ってしまった。大杉漣。だが、どんなに意外な結末でも、それなりのワケはあるようだ。同じ轍を踏まないために、われわれにできそうなことは、意外と多い。
リスク100%「仮想通貨」への招待状
1年で価格が20倍「ビットコイン」があれば、大量流出で大損失「
「小室圭くん」を「眞子さま」に背伸びさせた「ICU」の高すぎる学費
ロミオとジュリエットを引くまでもなく、妨げられた恋が一層燃え上がるのは古今東西の理である。ご結婚延期が発表され、事実上の“ご破算”という局面を迎えつつある秋篠宮家の長女・眞子さま(26)と小室圭さん(26)。その齟齬は、いかにして生じてしまったのか。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。