地獄の門が開いた「森友改ざん」の「アベゲート」
週刊新潮 2018年3月29日号
(木曜日発売)
発売日 | 2018/03/22 |
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JANコード | 4910203150388 |
定価 | 407円(税込) |
▼「自殺職員」の遺書で強調された“色塗り部分”
▼「大蔵スキャンダル」では大臣のクビが飛んだ「引責辞任史」
▼国会で思わず薬を飲んだ「麻生財務相」残日録
▼逃げる「安倍昭恵」が講演で「宣伝部長宣言」
▼エリート官僚が「前川喜平」のストーカーと化した「忖度魂」
▼全ての道は「内閣人事局」に通ずで「霞が関」の腐敗
▼大阪地検の国策捜査になった「佐川長官」逮捕の「Xデー」
「ビートたけし」を「裸の王様」にした18歳年下の愛人
【短期集中連載】
(2)「貴乃花」の裁判闘争を水入りにする「貴公俊」暴行事件
(3)「荻野目洋子」を再ブレークさせた高校ダンス界「レジェンド」の卒業
(4)破産したはずなのに「1400億円」を濡れ手で粟の被告「カルプレス」
(5)2018年入局の「新人女子アナ」はなぜかカメラ写りの達人ばかり!
(6)市議会紛糾でも愛人の公的支援を続ける「長浜市長」は滋賀の誇り
年間3万人もいる「孤独死」の検証
▼淑女5人に1人が困っている「カンジダ」の大きな誤解
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
還暦も文化/石田純一
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/榊 ゆりこ
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/見果てぬ夢に終わりそうな「河野太郎外相」専用機
▼スポーツ/瓢箪から駒で「松坂大輔」“名古屋開幕”晴れ舞台
▼ビジネス/「ゆうちょ銀行」貯金上限撤廃に“三つ巴”のカネ勘定
▼マイオンリー/石川綾子「ハンバーガー屋巡り」
▼オーバーシーズ/「李明博」を晒し者にする「文在寅」怨念政治
▼エンターテインメント/“200回金字塔”科捜研の女「沢口靖子」長寿の秘訣
▼スクリーン/北川れい子『素敵なダイナマイトスキャンダル』
▼グルメ/豚の角煮は白味噌仕立てで京風割烹「宮川町 水簾」
▼タウン/苗場「フジロック」に“ボブ・ディラン”悩みは団塊トイレ
Bookwormの読書万巻/鴻巣友季子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド ▼テレビジョン
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
血の雫/相場英雄
欺す衆生/月村了衛
黒い報告書/深笛義也
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの日々是好食
この号の中吊り
最新号PICK UP
「ビートたけし」を「裸の王様」にした18歳年下の愛人
「殿ご乱心」の声も上がる電撃独立の舞台裏
「たけし城」が揺れている。長年面倒を見てきた「軍団」を置き去りにして18歳年下の愛人と新たな城を――。まさしく「殿ご乱心」という他ない状況なのだが、世界を舞台に活躍するビートたけし(71)を操る
【短期集中連載】
13階段に足をかけた「オウム死刑囚」13人の罪と罰
第1回 「麻原彰晃」「中川智正」「新実智光」編
執行、秒読み。突然のオウム真理教死刑囚の「移送」はそれを雄弁に物語っている。事件から四半世紀、凶行は歴史の一部となりつつあるが、彼らの「罪と罰」とは。3回に分けて振り返る連載の第1回は、教祖・麻原彰晃と、彼に付き従った2人の弟子を取り上げる。
いい大人が今さら訊けない「深刻な病」
「死ぬまでセックス」とまではいかなくとも、そこは人間の三大欲求である。年齢によらず性に拘泥するのは、けだし我々の本能だろう。加齢や閉経を迎えてなお、豊かな性生活は理想の境地。では、それを妨げる「深刻な病」をいかに退けるか。最新の知見をご紹介する。
「北島三郎の次男」「大原麗子」「飯島愛」……
年間3万人もいる「孤独死」の検証
最期は看取られたい、看取りたいというのが大方の願いだと思うが、それが叶わない人が年々増えている。北島三郎の次男だけではない。突然死したまま、何日も何週間もだれにも気づかれない孤独死。そこには寂しさという言葉だけでは語れない問題も潜んでいる。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。