さらば平成!
「改元前夜」カネと女と事件の狂騒曲
週刊新潮 2019年4月4日号
(木曜日発売)
発売日 | 2019/03/28 |
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JANコード | 4910203110498 |
定価 | 428円(税込) |
「改元前夜」カネと女と事件の狂騒曲
▼「女性宮家」議論が甦った首相変節の暗闘
▼「野村萬斎」が「即位晩餐会」演出で大トリを狙う女性歌手
▼NHK熟年の美人記者が「元号スクープ」の栄冠という舞台裏
▼「平成小判」「記念サービスのソープ街」狂奔の便乗特需
▼国民に寄り添えない「皇嗣家」の「私」
【特別読物】
家庭のしつけを法規制という暗愚
(2)「沢尻エリカ」NHK大河に初抜擢で心配される「腹の虫」
(3)「マー君超え」星稜エース「奥川恭伸」を作った勝負メシ
(4)貢ぐ君が5人でも「加藤紗里」カジノ旅行で3400万円詐欺被害
(5)超能力でEU離脱阻止と言い出した「ユリ・ゲラー」のショー魂
(6)「韓国で性接待疑惑」と実名報道された「観月ありさ」夫の困惑
「貴乃花」か「白鵬」か⁉ それとも…「平成の大横綱」の称号は誰の手に
食べてはいけない「外食チェーン」 第4弾
▼「痛風」「脂肪肝」11疾患のリスク急上昇
▼目安の5倍! 驚愕商品は「バーミヤン」のあのメニュー
▼「塩分」「カロリー」は控えめでも「マック」に負の称号
▼「フライドポテト」太いものより細いものが危ない!?
▼「タルタルソース」が悪魔の誘惑たる所以
▼「肉の脂」注意すべきは「動物の種類」より「部位」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/宮崎謙介
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
冒険ゴルフ/倉本昌弘
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「小泉進次郎」も大すべりを演じた北の大地の“お涙頂戴”合戦
▼ビジネス/不動産業界と銀行が慄いて待つ「金融庁アンケート」公表日
▼スポーツ/引退も直前まで知らされず「チチローとイチロー」父子の断絶
▼エンターテインメント/“最も美しい顔100人”2位に「石原さとみ」どこの誰が決めるのか
▼タウン/「モックン」急遽帰国でも延期された内田裕也“お別れの会”
▼マイオンリー/森田 勉「nanaco」
▼スクリーン/坂上みき『ザ・プレイス 運命の交差点』
▼グルメ/ミシュラン三ツ星11年保持 神楽坂「石かわ」
Bookwormの読書万巻/縄田一男
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼テレビジョン
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
湖の女たち/吉田修一
この気持ちもいつか忘れる/住野よる
黒い報告書/増田晶文
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・野生動物こっけい生態図鑑
・優越感具現化カタログ
・世界を食す大使の食卓
この号の中吊り
最新号PICK UP
さらば平成!
「改元前夜」カネと女と事件の狂騒曲
世間を驚かせたご退位報道から2年8カ月。“事件”は大団円を迎えるのだろうか。俄かに再燃した「女性宮家」議論、元号スクープ合戦のトップを走る美人記者、駆け込み特需で売れまくる小判……。改元前夜に奏でられる「カネと女と事件」の狂騒曲をお届けする。
「佳子さま」炎上で問われる「秋篠宮家」の家庭教育
秋篠宮家の次女・佳子さまがICUを卒業されたのは3月22日。が、学生生活を振り返りつつ姉の眞子さまの「結婚問題」にも言及されたことで、ネットではたちまち“炎上”騒ぎとなった。そんな折、ご当主の秋篠宮さまも、度重なるご心労で体調を崩され……。
「頭をコツン」「お尻をパチン」で懲役1年か?
家庭のしつけを法規制という暗愚
「ゲンコツもらうとよくわかる~そのあとなぜだかあったかいよ~♪」とは三波伸介がMCを務めた「お笑いオンステージ」の挿入歌。いまやこれも虐待、いや、「犯罪」に当たるのか。幼い命を奪う鬼畜親はもちろん、しつけを法で縛るやり口もまた暗愚という他ない。
「脳梗塞」「心筋梗塞」の元凶という「脂質」を比較検証
食べてはいけない「外食チェーン」 第4弾
今どき「男は仕事、女は家庭」なんて超時代遅れ。共働きが当たり前だが、それは外食のお世話にならざるを得ないことを意味している。しかし、我々の胃袋を支える外食チェーンのメニューにはさまざまな問題が潜んでいて……。第4弾では「脂質」を総点検!
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。