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徘徊する「老後2000万円」という妖怪の退治法
「消えた報告書」を政争の具にする野党の下心

週刊新潮 2019年6月27日号

(木曜日発売)

428円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2019/06/20

発売日 2019/06/20
JANコード 4910203140693
定価 428円(税込)

徘徊する「老後2000万円」という妖怪の退治法
▼「消えた報告書」を政争の具にする野党の下心
▼煽られて丁半博打! 個人の投資信託は50%超が負け越し!
 年金受給者の「iDeCo」は80%が元本割れ!?
▼私はこうして定年時の資産3000万円を溶かした!
▼専門家が口をそろえる「今すべき自助」とは
▼年金だけでも楽しく食べていける生活設計
▼「老後が不安」なら老後をなくせばいい

「最後の女」が汚した「殿」の晩節!
「ビートたけし」がテレビから消える日
▼200億円離婚の勝者は夫人か18歳年下愛人か
▼軍団、スタッフ、盟友を「排除の論理」
▼民放が困惑する「ギャラ1・5倍」要求
父は関西テレビ常務
「拳銃強奪犯」が計画した「同窓会テロ」殺しのリスト

家族が「恍惚の人」になった時
▼「松島トモ子」包丁を手に母は言った。「一緒に死のう」……
 藁にもすがりたい介護地獄の蜘蛛の糸
▼「布施博」ドッグフードを食べた老母を看取る
▼「安藤和津」子どもに返った「厳母」との10年戦争
「私はコレで会社を辞めました。でも社長を訴えます」
鉄鋼大手「JFEスチール」元専務が明かす女性問題の転落劇

【特別読物】
「神功皇后」から「渋沢栄一」まで「お札」誕生秘話
切手・紙幣研究家 植村 峻
【ワイド】梅雨の晴れ間の花道に
(1)「松田聖子」がプレ40周年ツアーの“枕営業”
(2)朝日が煽って国会質疑という「#KuToo」運動への溜息
(3)「修羅場」が売りだからTBSドラマの主演にあの女優
(4)「西川貴教」朝ドラ初出演で飛び出した「性豪伝説」
(5)「ゴホン!」と言っても頬被り「龍角散」セクハラ社長に余罪
(6)独立で正念場の「宇賀なつみ」アナを救う夜のたしなみ
妻は知らない夫の「週末の顔」
「堀尾アナ」が溺れる50代「麗しの寡婦」
▼人気キャスターと忍び逢う「美人モデル」の大豪邸
▼「マイホームパパ」でもう一つの「家族の肖像」
美容整形は不要になる! 「不老酵素」で「夢の若返り」の真贋
▼50代を20代に戻すという「NAD」とは
▼解き明かされた老化のシステム
▼「一粒5000円」サプリの効能
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/上村香子
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
この素晴らしき世界/東野幸治
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
■■■ MONEY ■■■
「地面師の女」検事調書が暗示する「積水ハウス」の罪と罰

■■■ テンポ ■■■
ロビー/「韓国議長」が鳩山由紀夫氏に謝罪した意外な思惑
スポーツ/「吉田輝星」初先発初勝利も“ハンカチ斎藤”化の危惧
エンターテインメント/「大江麻理子」も卒業したテレ東『モヤさま』で後任選び迷走のウラ
タウン/G20超厳戒で「ナニワ風俗街」にトンだトバッチリ
マイオンリー渡辺大輔「硯」
スクリーン白井佳夫『田園の守り人たち』
グルメ/中華とスペインの斬新な出会い 有楽町「テクストゥーラ」
Bookwormの読書万巻中江有里
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智) ▼掲示板
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼テレビジョン

■■■ 小 説 ■■■
染着/貴志祐介
湖の女たち/吉田修一
この気持ちもいつか忘れる/住野よる

黒い報告書/蓮見圭一
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・アウトサイダー・アートの芸術世界
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ

この号の中吊り

最新号PICK UP

徘徊する「老後2000万円」という妖怪の退治法

早くも流行語大賞は確実、か。かつてヨーロッパを徘徊した共産主義の如く、令和初年の日本を「老後2000万円」の妖怪が彷徨さまよっている。一人歩きする虚像に人々は戸惑い、恐れおののくが、逃げることなくその正体を直視すれば、退治の方法は、実はあるのである。

「最後の女」が汚した「殿」の晩節!
「ビートたけし」がテレビから消える日

本人と周りの温度差。これが世のトラブルの大方の元凶である。そして、得てして自己評価より外部評価のほうが実態に即していたりする……。周囲の心配をよそに、「老いらくの恋」にふけるビートたけしが離婚。果たして、「殿」はこのまま第一線に留まれるのか。

家族が「恍惚の人」になった時

超高齢社会によって激増した「恍惚の人」たち。家族がそうなった時、あなたならどうするか。実際に経験した著名人の実例に耳を傾けることで、ヒントを得られるはずだ。それは、1000万人時代を迎える認知症社会に対する“処方箋”でもある。

妻は知らない夫の「週末の顔」
「堀尾アナ」が溺れる50代「麗しの寡婦」

NHK時代は紅白歌合戦で「局の顔」を務め、独立後のいまはTBSの「朝の顔」に。全国区の知名度を誇る堀尾正明アナ(64)は、人知れず50代美女の自宅に「お泊まり」を繰り返していた。舌鋒鋭くニュースを斬る人気キャスターの「週末の顔」に迫ってみると――。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。