「コロナ戦線」異状あり
首都「ロックダウン」で何が起こる⁉
週刊新潮 2020年4月9日号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/04/02 |
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JANコード | 4910203120404 |
定価 | 440円(税込) |
「日本の致死率は韓国より高い」は本当か
「武漢ウイルス」の責任を取れ「習近平」
「五輪延期」追加コストの額面やいかに
●「国民一人10万円」はいつ届く?
●罹ったと思ったら飲んではいけない「市販薬」一覧
●「銀座クラブ」で感染拡大パニック!
●「雅子皇后」会見は幻に……皇室に垂れ込める「疫病禍」の暗雲
「志村けん」を救えなかった「人工肺」のコロナ戦績
(2)「武井咲」「長谷川潤」も追随という「米倉涼子」独立余波
(3)少女漫画に登場ZOZO「前澤友作」は子どもに毒
(4)自殺未遂説も流れた「河井案里」酒とクスリの日々
「竹下景子」vs.「小日向文世」古希の妻が「私、妊娠しました」
「タイ人妻」バンコクの実母が告白する「嫁姑地獄変」
▼「発達障害」急増の衝撃データ
▼米国小児科学会が「脳腫瘍」を警告
▼精子減少と卵巣崩壊
▼老化と認知症が進む理由
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/鈴木香里武
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 松本 大 マネックスグループ社長
■■■ MONEY ■■■
「夜の蝶」から「蛾」に変じ……「女帝」が演出「銀座の詐欺の物語」
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/慰安婦vs徴用工も「韓国」総選挙
▼スポーツ/「藤浪感染」阪神に“そりゃないだろ”
▼エンターテインメント/「NHK」朝ドラに放送中断説
▼タウン/“内定取り消し学生”雇用は美談か
▼マイオンリー/高嶋弘之「ビートルズグッズ集め」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/渋井哲也
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/降籏 学
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「コロナ戦線」異状あり
首都「ロックダウン」で何が起こる!?
ただでさえ中国は厚顔で韓国は大嘘をつくところに、都知事がロックダウンを口にするなど、コロナ戦線の雲行きはさらに怪しくなってきた。むろん、敵は五輪をも追いやったほど手強いが、ロックダウンなどという暴挙に出ずとも、明かりは手繰り寄せられよう。
「コロナ戦線」異状あり
「勘三郎」の悪夢再び
「志村けん」を救えなかった「人工肺」のコロナ戦績
「エクモ」と呼ばれる「人工肺」はウイルス性肺炎の治療に効果的だ。が、その装置であっても志村けん(享年70)を救えなかった。8年前に逝った中村勘三郎(享年57)も人工肺で3カ月生きながらえたものの生還できず。期待と悪夢が入り混じる人工肺の「コロナ戦績」――。
「コロナ戦線」異状あり
「東京五輪」は来年も開催できない!
作家 楡 周平
「計画通りの開催」に拘ったお偉方もあっさり陥落である。1年間の延期が決まった東京五輪。が、「コロナ禍」が来年には収まっているという保証はどこにあるのか。パンデミック“予言の書”を著したとして話題の作家・楡周平氏が、あまりに楽観的な見通しを斬る。
「食」と「病」 実は「農薬大国」ニッポン
第4回 子どもの脳細胞が「発火」する
新型コロナウイルスへの不安と恐怖が世界を覆っている。そんな状況下で我々の武器となるのは情報だけだ。『「食」と「病」』第4回では、引き続き農薬と病の関係についての「正しい情報」をお届けする。農薬使用量と「自閉症」の有病率は一致していた――。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。