「第2波パニック」の作られ方
「ホスト感染者」増産の裏に「10万円」のエサ!
週刊新潮 2020年7月16日号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/07/09 |
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JANコード | 4910203130700 |
定価 | 440円(税込) |
「ホスト感染者」増産の裏に「10万円」のエサ!
▼京大のウイルス学権威が力説「新しい生活様式は不要」「必要な予防策はこれだけ」
▼「西村大臣」が新会議に「吉村知事」を入れないワケ
▼「ファクターX」は「キクガシラコウモリ」
異形国家「中国」の「人権弾圧・膨張主義」
被害者遺族の思いを踏みにじる「少年法改正」
(2)大人と「なべ」の都合で露出増「池江璃花子」が痛ましい
(3)受信料でNHK初敗訴! 「イラネッチケー」は普及するか
(4)「小泉進次郎」エコバッグも虚しい「プラごみ」対策
(5)韓国クラスター教会「新天地」が4000人「血の贖い」
(6)借金苦乗り越え田舎暮し「畠山みどり」意気軒昂の演歌道
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論【最終回】/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/杉山清貴
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
危機の羅針盤/クラッチ・ビット
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 矢嶋 進 王子HD代表取締役会長
■■■ MONEY ■■■
日本最大「信金」の「ナニワ金融道」さながら裏帳簿
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ウォッカで投票へ誘う「ロシア憲法改正」
▼スポーツ/J1でまたまた金字塔の「遠藤保仁」秘話
▼エンターテインメント/「石橋貴明」の“相変わらず感”
▼タウン/1円値上げは感染対策という「サイゼリヤ」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/富坂 聰
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/烏丸桃果
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「第2波パニック」の作られ方
「ホスト感染者」増産の裏に「10万円」のエサ!
東京都内で新型コロナウイルスの新規感染者が連日100人超え――。ワイドショーは早くも第2波到来と煽り、不安を抱えた人の足が街から遠のいている。しかし、実態は「夜の街」で検査を広げただけ。市中に広がらないまま収束に向かっているのだが。
「原監督」タニマチの「東京ドーム野球賭博」
2週にわたってお伝えしてきた巨人・原辰徳監督の「常軌を逸した賭けゴルフ」。玄人はだしの腕前を誇る監督だけあって、その“人脈”は実に多岐にわたる。今回は、そうした仲間の一人であるタニマチ社長が「お膝元」で晒した、看過できない振る舞いを紹介する。
香港だけではない!
異形国家「中国」の「人権弾圧・膨張主義」
つくづく「隣人」は選べないことを思い知らされる……。中国の横暴が止まらない。香港を弾圧し、尖閣諸島への「攻勢」も止めない。それなのに、平和ボケの日本は何と呑気なことか。改めて異形国家の狼藉の数々を検証し直し、現実を直視する必要があろう。
こんな時に「富士山」が危ない!?
▼コロナに埋れた警告「火山灰シミュレーション」
天からの「
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。