「菅vs.小池」暗闘の裏に「湘南美容」コロナ利権
週刊新潮 2020年8月6日号
(木曜日発売)
発売日 | 2020/07/30 |
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JANコード | 4910203110801 |
定価 | 440円(税込) |
▼推進指揮官は「コネクト不倫」の総理補佐官
▼拡大路線の陰で「鼻が溶けた」女性被害者
▼「好きな言葉は情熱です」代表の野望は総合医療「世界一」
▼ステージママと「断絶の愛憎劇」
「コロナ拡大」を恐れる必要がないこれだけの根拠
▼日本でも処方が受けられる
「テレワーク」で始まる「大量クビ切り」時代
(2)「羽生結弦」も当惑? 「紀平梨花」滑って転んだ「移籍トラブル」
(3)警官4人感染! コロナ拡散「へずまりゅう」母の嘆き
(4)「履歴書」規格から「性別欄」削除で女性が輝くのか
(5)「わいせつ逆転有罪」医師の弁護士はあの「宮崎駿」似
嘱託殺人の被害者が私に吐露した「生き地獄」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/鎌田浩毅
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
危機の羅針盤/クラッチ・ビット
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「人生で必要な英語はすべて病院で学んだ」は休載いたします
佐藤優の頂上対決 長尾 裕 ヤマトホールディングス社長
■■■ MONEY ■■■
「伊豆のドン」獄中から発した裏金返還訴状
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「中国総領事館」の無軌道
▼スポーツ/トップ女性選手が「五輪必要ない」
▼エンターテインメント/「コロナ対策」カラオケ手引
▼タウン/再開発で「しょんべん横丁」どこへ
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/村上陽一郎
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼文殊のストレッチ
▼1964-2020 追憶の東京五輪 ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
小説8050/林 真理子
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
雷神/道尾秀介
黒い報告書/丸山ゴンザレス
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「菅vs.小池」暗闘の裏に「湘南美容」コロナ利権
政府が改修した東京五輪用の「プレハブ宿舎」で行う「新型コロナ治療」を、あの「湘南美容グループ」に任せようとしている――。驚くべき計画の首謀者は菅義偉官房長官である。東京都の小池百合子知事との「バトル」の裏で密かに進められてきた計画の全貌とは。
「三浦春馬」動機は「家族問題」
早すぎる死によって、残された人々は戸惑うばかりだ。映画や新曲のMVを観れば、彼の演じる姿は変わらず我々の心を奪う。そこには、死を選ぶほど追い詰められた苦悩など、まったく読みとることができない。改めて思う。いったい彼に何が起きたのか。
実は3人に1人は感染済み!
「コロナ拡大」を恐れる必要がないこれだけの根拠
新型コロナの感染拡大が止まらない。重症者数や死者数は微増にすぎないが、これから増えるという声もある。そこに閉塞した世界の風景を一変させる仮説を示すのは、国際医療福祉大学大学院の高橋泰教授である。いわく「日本人の3分の1はもうかかっている」。
スイスで「安楽死契約」の日本人女性が激白!
嘱託殺人の被害者が私に吐露した「生き地獄」
難病に
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。