「コロナ」もう一つの危機
「緊急事態宣言」再びで地獄絵図
週刊新潮 2021年1月14日迎春増大号
(木曜日発売)
発売日 | 2021/01/07 |
---|---|
JANコード | 4910203120114 |
定価 | 特別定価460円(税込) |
「緊急事態宣言」再びで地獄絵図
▼狂奔「コロナワクチン」は安全か
▼53歳参院議員「羽田雄一郎」の急死はなぜ防げなかった?
このままでは「コロナ廃人」に一直線!
▼87歳現役「黒柳徹子」もやってるあの運動
前「オーストリア大使」の「下半身裁判」
和歌山から昇り詰めた「人たらし」の極意
(2)「オリラジ」中田主導で実は吉本“円満”退所という舞台裏
(3)「創価大」箱根快挙の陰でエースが信心迷走トラブル!?
(4)「フワちゃん」実弟が明かした意外な「情報統制力」
(5)「毒卵疑獄」国会議員が初証言した「現金授受現場」と“汚染源”
(6)『喝采』作曲「中村泰士」に届いた「ちあきなおみ」の“便り”
(7)浅草正月の灯が消えた「内海桂子」長女が語る“最後の掛け合い”
(8)「今いくよ」実弟が「くるよ」から起こされた2700万円訴訟
(9)「無戸籍」で公的保障から漏れた母子「餓死事件」の背景
(10)「ひばり御殿」救済の「パチンコ京楽」ため息の裏に「長男の嫁」
「バブル株価」はまだ買いか、買えば奈落か
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/知花くらら
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 宮家邦彦 内閣官房参与
■■■ MONEY ■■■
マンション問題の「千代田区長」が血税ウン十億円無駄遣い
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/総長はわいせつ実刑「東京福祉大」
▼ビジネス/日本にくる「ワクチン代」の請求書
▼タウン/女性町議“疑惑のアパート”で解職
▼スポーツ/「オフシーズンだけ活躍」あの選手
▼エンタメ/注目「新進女優たち」の共通項とは
▼グルメ ▼スクリーン
▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/養老孟司
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
一九六一 東京ハウス/真梨幸子
奈落の子/真藤順丈
神曲/川村元気
黒い報告書/花房観音
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
「コロナ」もう一つの危機
「緊急事態宣言」再びで地獄絵図
感染が拡大し始めて1年、再び緊急事態宣言だという。整備すべき医療体制は放置されたまま、病床逼迫の大合唱に促され、下々にツケが回されるのだ。心が折れて命を断つ人も、認知機能が低下する人も顧みられない。コロナ禍はいよいよ人災の色濃し、である。
「佳子さま」初の海外公務は“脅迫”の道具にされていた!
前「オーストリア大使」の「下半身裁判」
世界を股にかける――とは、外交官の活躍を記す際によく使われる比喩であるが、この人は本当の意味で「股をかけて」しまった人である。前オーストリア大使の下半身にまつわる裁判が、東京地裁で係属中。そこには「佳子さま」初の海外公務も絡んでいて……。
七賢人が予言! 実体経済とはかけ離れ……
「バブル株価」はまだ買いか、買えば奈落か
コロナ禍で減収減益に喘ぐ企業が多いなか、なぜか、株価の高騰が止まらない。昨年末にバブル後最高値を記録したかと思えば、“3万円台”突入も囁かれ出した。とはいえ、実体経済との
「コロナ」もう一つの危機
巣ごもりで壊れゆく身心
このままでは「コロナ廃人」に一直線!
例年なら帰省でごった返す年末年始。今回ばかりは巣ごもりだった方も少なくなかったはず。しかし、過度なステイホームは高齢者の筋力や気力を奪い、様々な病気を引き起こす危険性があるという。「コロナ廃人」にならないための予防策とは何か。専門家が解説する。
バックナンバー
雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。
雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。