一億総「コロナ恐怖脳」
死神の正体見たり
週刊新潮 2021年1月28日号
(木曜日発売)
発売日 | 2021/01/21 |
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JANコード | 4910203140112 |
定価 | 440円(税込) |
死亡率トップの既往症は? 平均年齢は? 「持病なし」の割合は!?
▼安静にしてはいけない!? どうすれば「自宅で急変死」を防げるか
「飲食業」500万人の命はどうでもいいのか
感染予防にはならない!「コロナワクチン」知られざる真実
「テスラ」株暴騰でEVマネーをつかむ「脱ガソリン車」黒幕
コロナ禍でさらに追い詰められた親子ひきこもり「8050問題」
「二階俊博」面妖なるドンの正体 連載 最終回
(2)全国400カ所!? 脱炭素の切り札「中国製風車」がポッキリ折れた!
(3)ネット犯罪を未然に阻止「民間人」自主潜入捜査のリスク
(4)八ヶ岳山麓にメガファームはいらない! 「滝田栄」の我が闘争
ファミマ「お母さん食堂」炎上騒ぎへの違和感
法律が変わった「遺言書」円満か悲劇か人生最後の分かれ目
「争続」は富裕層ではなく一般家庭で起きている!
「海老蔵」が歌舞伎の舞台に愛娘のさざ波
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/萱野稔人
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 戸松義晴 全日本仏教会理事長
■■■ MONEY ■■■
「手越祐也」詐欺被害事件のスピンオフ人間ドラマ
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「小池百合子」と「内田茂」が結託?
▼ビジネス/「1ビットコインが1000万円」説
▼タウン/男の「パンツの中」探って悪いか
▼スポーツ/15年ぶり巨人「桑田真澄」は猛毒?
▼エンタメ/映画『めぐみへの誓い』監督秘話
▼グルメ ▼スクリーン
▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/江崎道朗
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
一九六一 東京ハウス/真梨幸子
奈落の子/真藤順丈
神曲/川村元気
黒い報告書/蓮見圭一
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
一億総「コロナ恐怖脳」
死神の正体見たり
死神のようだと煽られてきた新型コロナ。日本医師会も便乗して強い言葉で自粛を求めるが、実は、彼らが患者を受け入れたくないだけなのだ。コロナの正体は見えてきた。患者の受け入れ態勢を整え、各人が気をつけるポイントを押さえればいいのである。
一億総「コロナ恐怖脳」
救世主か それとも……
感染予防にはならない! 「コロナワクチン」知られざる真実
2月下旬にも始まる見通しのワクチン接種を円滑に進めるための担当大臣に河野太郎規制改革担当相を起用する方針を決めた菅総理。そのワクチンに「感染予防効果」があると思っている人が多いようだが、それは完全な誤解である。しかし、だからといって悲観する必要はない――。
伝統の掟破りか? 革新か!?
「海老蔵」が歌舞伎の舞台に愛娘のさざ波
コロナ禍での新しい取り組みも披露された「海老蔵歌舞伎」。他方、その座長の愛娘が舞台に立ったことで、さざ波が起きている。女人禁制のイメージの強いこの世界。いまは気にならないほどの変化でも、いずれ梨園を巻き込んだ大きなうねりとなりそうで……。
自動車業界「550万人」死地の陰で我田引水!
「テスラ」株暴騰でEVマネーをつかむ「脱ガソリン車」黒幕
クリーンな政策の裏には、生臭い欲望が渦巻いていたのか。急激な「脱ガソリン車」にシフトする菅政権。バックにはある「黒幕」のアドバイスがあるが、その人物は、一方で、巨額の「EVマネー」を得るスキームも持つという。この現代の「政商」は、果たして何者か。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。