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少年法が生んだ「茨城一家4人殺傷」の怪物
「快楽殺人者」を追い詰めた「593日間」捜査の全貌

週刊新潮 2021年5月20日夏端月増大号

(木曜日発売)

特別定価460円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2021/05/12

発売日 2021/05/12
JANコード 4910203130519
定価 特別定価460円(税込)

少年法が生んだ
「茨城一家4人殺傷」の怪物
「快楽殺人者」を追い詰めた「593日間」捜査の全貌

「俺は神だ」“猫殺し”から“少女2人連続殺人未遂”へ
第二の「酒鬼薔薇」が病理を明かす16歳の「供述調書」

コロナ戦線「どこまで続く泥濘ぞ」
本当に恐いのか すでに日本に流入
「ファクターX」が効かない免疫逃避「インド変異株」の正体
▼感染力増大でも最も重要な「致死率」は!?
●兵站なしの精神論では「インパール作戦」の二の舞
 「高齢者ワクチン接種」7月完了は実現できるのか
●「小池知事」は「東京五輪」を生け贄にする!?

失踪から60年目の真実 初めて明かされる直前「日記」
ラオスに消えた「辻政信」は「池田勇人首相」の“密使”だった

“わかるかなぁ わかんねェだろうナ”
「松鶴家千とせ」が全盛時代追憶 キラ星「浅草芸人」列伝

“年収億超え作家”が営業秘密を大公開
「あなたにも明日から小説が書ける」
小説家 松岡圭祐
【ワイド】土俵際の人たち
(1)早大で4万字「修士論文」元「稀勢の里」が語る「相撲部屋」改革論
(2)「資産14兆円」で「ビル・ゲイツ」離婚は「相続税対策」説の検証
(3)世論が怖くて空手道連盟は沈黙「植草歩」海外遠征に「ピンクのシューズ」
(4)陸自「機関銃」の設計図を中国に流出させた「住友重機」の罪
(5)元「琴錦」重婚騒動女将が送った朝日山部屋「パワハラLINE」
どうする「終活」
死んでからでは見直せない 失敗に学ぶ「死後の準備」 
▼「散骨」「墓じまい」遺族の本音 
▼備えあっても「相続トラブル」
▼「遺言信託」「身元保証サービス」の罠

「眞子さま」は不幸にならないと目が覚めない!?
「小室圭さん」に“降嫁”で待ち受ける「佳代さん」との“嫁姑問題”

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/小野友葵子
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ

佐藤優の頂上対決 石坂典子 石坂産業代表取締役社長
■■■ MONEY ■■■
ドタバタ「東芝劇場」車谷CEO放逐劇の続編は「解体ショー」
■■■ テンポ ■■■
ロビー/石破派の若頭と「野田聖子」
ビジネス/電気カミソリついに6枚刃
タウン/「庭のカエルうるさい」訴訟
スポーツ/全米注目「日本人ボクサー」
エンタメ/「酒井法子」語る“五十の手習い”
グルメ ▼スクリーン
テレビジョン ▼ガイド 
Bookwormの読書万巻田中秀臣
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板

■■■ 小 説 ■■■
一九六一 東京ハウス真梨幸子
奈落の子真藤順丈
神曲川村元気

黒い報告書/大石 圭
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・産地直送「おうちごはん」
・ディープ「みんぱく」探検隊

この号の中吊り

最新号PICK UP

少年法が生んだ「茨城一家4人殺傷」の怪物
「快楽殺人者」を追い詰めた「593日間」捜査の全貌

一時は迷宮入りも危ぶまれた凄惨な殺人事件に急転直下の逮捕劇がもたらされた。しかも、茨城県警が追い詰めたのは、少年時代に連続通り魔事件を起こしたいわくつきの男。少年法に護られ、より凶悪な犯罪者に“成長”した「怪物」の常軌を逸した素顔に迫る。

コロナ戦線「どこまで続く泥濘ぞ」
本当に恐いのか すでに日本に流入
「ファクターX」が効かない免疫逃避「インド変異株」の正体

英国株の次はインド株が猛威を振るう、と喧伝されるなか、ワクチン接種は遅れ、基準もあいまいな緊急事態宣言は延長され、国民は不安と自粛疲れで東京五輪に当たり散らしているかのようだ。そんな時こそ冷静になろう。すると落ち着ける材料が見えてくる。

「眞子さま」は不幸にならないと目が覚めない!?
「小室圭さん」に“降嫁”で待ち受ける「佳代さん」との“嫁姑問題”

仰々しい「弁明書」を公表した小室圭さんとともに、その“策略”に大きく加担された秋篠宮家の長女・眞子さまもまた逆風に晒されている。トラブルの当事者である小室さんの母・佳代さんと眞子さまとの関係は良好だというが、この先の世塵せじんが、それを許すはずもない。

どうする「終活」
死んでからでは見直せない 失敗に学ぶ「死後の準備」

「就活」「婚活」「終活」といった言葉が、人生の節目に挟まるようになって久しい。哀しい哉、ニッポン人は「活」と聞けば、我先にと励んでしまうが、死んでからではやり直しがきかないのが「死後の準備」。まずは腰を落ち着けて、本当に必要かどうか再考してみよう。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。