女性初「小池総理」への道ならぬ道
週刊新潮 2021年7月22日号
(木曜日発売)
発売日 | 2021/07/15 |
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JANコード | 4910203140716 |
定価 | 440円(税込) |
▼「逃走資金」集め
▼社長の正体は? 「豪邸」「ロシア系美人妻」
「テレビの中の五輪」にムダ金「1兆6500億円」消失
中外製薬「抗体カクテル療法」でただの風邪
世界が仰天「五輪無観客」東京との決定的違い
小中高生の「自殺」過去最多 ギスギス関係の修復法
▼ゲームで「非認知能力」を?
▼2歳を過ぎても泣くのは「4つの理由」
(2)金メダル期待「フクヒロ」ペアをなぜ排除する「バド協会」
(3)「ゆきぽよ」清楚写真集は大コケも「ギャルの尻」宣言で重版出来!
(4)ネットに皮肉でコテコテ関西流「KINCHO」新聞広告のオチ
第三回 最大の原因は遺伝? 双子の追跡調査
▼「おしゃれ染め」「白髪染め」は危ない?
最善策は「長生きみそ汁」
▼「交感神経」「副交感神経」ベストの状態は? 「4つのタイプ」チェックシート付き
「三浦春馬」を悼む「お墓」の行方
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/橋本麻里
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 高岡本州 エアウィーヴ代表取締役会長兼社長
■■■ MONEY ■■■
「横浜DeNA」初代社長の怪しい巨額経費
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/竹下亘後継はDAIGO?
▼ビジネス/新卒採用で「AIが面接官」
▼タウン/群馬の前橋駅前に億ション
▼スポーツ/「清原」12年ぶりテレビ解説
▼エンタメ/「飯豊まりえ」女子孤食ドラマ
▼グルメ ▼スクリーン
▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/橘 玲
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
奈落の子/真藤順丈
神曲/川村元気
あの子とQ/万城目 学
黒い報告書/並木真琴
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・産地直送「おうちごはん」
・ディープ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
女性初「小池総理」への道ならぬ道
まさかの結末となった都議選から一転、再び小池百合子都知事(68)と自民党の二階俊博幹事長(82)の策謀が始まった。迫りくる衆院選。誰の
「殺人盛り土」業者の「言い草」
今月3日に熱海市を襲った土石流の犠牲者は10人を超え、いまだ多くの人の安否が不明である。現場から流出した盛り土は、小田原市の不動産業者の手によるものだが、当人は現在も雲隠れ。実はこの社長には「別の肩書」があり、市議会でも畏怖された存在だった――。
日本に政治家はいなかった
「テレビの中の五輪」にムダ金「1兆6500億円」消失
ワクチン効果で重症者数が増えない、という朗報を無視し、世論に屈して緊急事態宣言を出した政府。欧米がコロナとの共存姿勢を鮮明にするなか、過剰防衛から抜けられない日本で無観客五輪とは、世界の選手に申し訳ない。それでも新薬は着々と、という吉報も。
名医が実践「自律神経」を整え「がんを防ぐ」「若返る」
最善策は「長生きみそ汁」
日本人にとって身近な「みそ汁」に少しエ夫を加えるだけで様々な健康効果が得られる、と順天堂大学医学部の小林弘幸教授は説く。自律神経や腸内環境を整え、便秘も予防してくれる――。自律神経の名医が試行錯誤の末にたどり着いた、「長生きみそ汁」健康法。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。