誰が「眞子さま」を壊したか
「PTSD」で言論封殺の全内幕
週刊新潮 2021年10月14日号
(木曜日発売)
発売日 | 2021/10/07 |
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JANコード | 4910203121012 |
定価 | 440円(税込) |
「PTSD」で言論封殺の全内幕
▼辛酸なめ子 コラムニスト 「目を覚まして」との思いが「誹謗」とされる「無力感」
▼片田珠美 精神科医 「幻想的願望充足」が崩れたら……
▼小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授 一線を越え「象徴天皇制」崩壊の危機
▼新党の金主はあの「売国奴総理」!? 気をつけろ「小池百合子」が永田町を闊歩する
▼33回忌の折も折「手塚治虫」未亡人が「虫プロ」を訴えた
▼確執の「ギザギザハート」が……30年ぶり和解 「藤井フミヤ」に訊いた「チェッカーズ」再結成
▼「創価学会」「エホバの証人」入り乱れ…… 四十九日「千葉真一」が望みの墓に入れない宗教戦争勃発
▼「愚直」「不器用」の原点は「開成高校野球部」
▼「ファースト・レディ」裕子夫人とは「コタツお見合い」
▼評価してほしい「麻生を外した」自負
▼実は「安倍」の手綱から逃れている面従腹背
▼それでも「甘利幹事長支配」「派閥“全方位外交”内閣」のトホホ生き残り戦術
▼下着泥棒「高木パンツ大臣」まで登用の理由
黄金時代の秘話満載! 今こそ聞きたい「ラジオ」のススメ
「大谷翔平」栄光の原点
▼少年時代の缶蹴りで取っ組み合い
▼ガリガリ球児はいかにして肉体改造したか
業界トップ「サクラ印ハチミツ」お家騒動で暴露された
「発がん性疑惑農薬」基準値超え
▼基準値5倍! 本誌独自検査でも「グリホサート」検出品が続出
▼「アルゼンチン産」が危ない理由
▼「米国」「ドイツ」「フランス」は規制強化
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/金ちゃん
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
人間、この不都合な生きもの/橘 玲
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
佐藤優の頂上対決 阿川尚之 慶應義塾大学名誉教授
■■■ MONEY ■■■
「NEXCO」利用の詐欺師は「大物歌手」「プロ野球選手」のパトロン
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/次善の選択「連合」初女性会長
▼ビジネス/意見広告30回「投信会社」の警告
▼タウン/ウルトラマン動画削除は「文革」
▼スポーツ/「井上康生」の“情け”に感涙
▼エンタメ/“セリフ抑制”“時短”舞台新機軸
▼グルメ ▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/西谷 格
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
奈落の子/真藤順丈
あの子とQ/万城目 学
モス/赤松利市
黒い報告書/杉山隆男
■■■ グラビア ■■■
・優越感具現化カタログ
・産地直送「おうちごはん」
・おもしろ「みんぱく」探検隊
この号の中吊り
最新号PICK UP
誰が「眞子さま」を壊したか
「PTSD」で言論封殺の全内幕
入籍日とともに明かされたのは、ただならぬ“近況”だった。小室圭さんとの問題が連日報じられる中、眞子さまは「複雑性PTSD」と診断されていたという。が、宮内庁の無策は言わずもがな、今回は他ならぬ眞子さまが国民の声を“誹謗中傷”と称されたので……。
【ワイド】星屑のステージ
「さいとう・たかを」が描いた『ゴルゴ13』幻の最終回
隠し金庫の中にその原稿は眠っている。鍵のダイヤル番号は作者しか知らない――。半ば“都市伝説”のように囁かれてきた『ゴルゴ13』の最終回。作者のさいとう・たかを氏が、9月24日にすい臓がんによって84歳の生涯を閉じたことで、その内容が遂に明らかになるのか。
“弱くても勝てます”「岸田文雄」研究
解散を決断し、自信に満ち溢れた表情を見せた新総理。その原点は青春時代を過ごした開成高校野球部にあった。政治家・岸田文雄がたどり着いたのは「弱くても勝つ」という意外な兵法。新内閣もプレイボールとなり、さて、そこに“エラー”はありやなしや――。
台所の蜂蜜を今すぐチェック
業界トップ「サクラ印ハチミツ」お家騒動で暴露された
「発がん性疑惑農薬」基準値超え
まさに「仁義なき戦い」だ。国内トップシェアの、「サクラ印ハチミツ」の製造元はお家騒動の最中だが、訴訟で暴露されたのは、発がん性疑惑がある農薬成分「グリホサート」の残留基準値を超えた商品が売られている実態だった。本誌の独自調査でも驚きの結果が――。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。