「プーチン」の狂気 7つの謎
週刊新潮 2022年3月10日号
(木曜日発売)
発売日 | 2022/03/03 |
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JANコード | 4910203120329 |
定価 | 440円(税込) |
◆総資産は? 不正蓄財で「大宮殿」「事実婚の金メダル美女」
◆中国が「台湾」侵攻「尖閣」侵奪でも米国は何もしてくれない!?
◆「ゼレンスキー」に暗殺部隊が…… 今もキエフに残る邦人に聞いた恐怖体験
◆「SWIFT」ロシア排除で「電気ガス代」「クリーニング代」「食料品」はどこまで暴騰するか
野望に燃える「プーチン」本当の狙いとは――
全国制覇「青森山田サッカー部」“飲酒問題”に広がる不信
「共産党」再建資金に「朝鮮人徴用工」の未払い賃金 第2回
老化・万病の元「ゴースト血管」を防ぐ
(2)「国民栄誉賞」の次は「銅像」も辞退 “世界の盗塁王”「福本豊」の粋
(3)昔は「団地妻」今「タワマン妻」 「篠原涼子」「長谷川京子」ドラマ『金魚妻』は令和のロマンポルノ?
(4)山口百恵「実母の手紙」が10万円也! 中高年が熱狂「フリマアプリ」の“アイドルお宝”売買
「代理ミュンヒハウゼン症候群」疑惑の母に異様「小動物愛」
本当の死因「肺炎」から命を守る
▼毎年10万人死亡で97%が高齢者
▼食後90分は横にならない
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/小堀裕之
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
人間、この不都合な生きもの/橘 玲
令和の失礼研究所/石原壮一郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
■■■ MONEY ■■■
右翼の指弾を無視で6人の命を犠牲にした「三幸製菓」火災は人災
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/「令和の政商」ついに特捜が強制捜査
▼タウン/「身寄りなき遺体」3年4カ月“放置”
▼スポーツ/マラソン界で「箱根の星たち」一大旋風
▼エンタメ/ヌード写真の話も「春風亭小朝の女弟子」
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/成毛 眞
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
あの子とQ/万城目 学
五葉のまつり/今村翔吾
刑事弁護人 持月凛子の決意/薬丸 岳
黒い報告書/増田晶文
※「佐藤優の頂上対決」は都合により休載いたします。
■■■ グラビア ■■■
・産地直送「おうちごはん」
・優越感具現化カタログ
・記念日の晩餐
この号の中吊り
最新号PICK UP
「プーチン」の狂気 7つの謎
事態は最悪のシナリオに向かってしまった。2月24日にウクライナ侵攻を断行したプーチン大統領は、国際社会の非難などお構いなしに軍を進め、首都キエフを制圧しようという勢いである。核兵器の使用さえちらつかせる“狂気の皇帝”にまつわる「7つの謎」に迫る。
教育的配慮か隠蔽か
全国制覇「青森山田サッカー部」“飲酒問題”に広がる不信
「歴代最強」――。先の全国高校サッカー選手権を制した青森山田高校は、そんな言葉で賞賛された。しかし、好事魔多し。1年前、同校サッカー部は人知れず「飲酒問題」で揺れに揺れていた。しかも、対処に当たった監督の言動に部員たちの間でも不信感が広がり……。
「アンチエイジング」にも効果大
老化・万病の元「ゴースト血管」を防ぐ
人間にとって老いは避けられない宿命だが、そこに大きな影響を及ぼすのが“ゴースト血管”。ゴースト化した、つまりは本来の役割を果たせない毛細血管が老化や病気をもたらすのだ。血管研究の第一人者・高倉伸幸氏が、健康とアンチエイジングのヒントを伝授する。
実子「1人殺害」「3人不審死」
「代理ミュンヒハウゼン症候群」疑惑の母に異様「小動物愛」
「代理ミュンヒハウゼン症候群」という耳慣れない病名で注目を集めた今回の事件。だが、子どもたちが次々と不審死を遂げる一方、虐待の兆候は見られなかった。少女時代に経験した両親との死別、ペットに向ける異様な愛。凶行に及んだ母親の原風景に迫る――。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。