「プーチン」地獄へ
週刊新潮 2022年3月31日号
(木曜日発売)
発売日 | 2022/03/24 |
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JANコード | 4910203150326 |
定価 | 440円(税込) |
▼将校が次々「戦死」で「ロシア軍」崩壊
▼「社会浄化」「スパイをあぶり出す」と言うスターリンの再来
▼「子ども」「妊婦」「新生児」を大虐殺 最激戦の街「マリウポリ」市民が語る「まるで地獄の黙示録」
▼「人殺しの戦争犯罪人」を逮捕する方法
「森元総理」がディズニー・京都で隠密“接待”
「愛子さま」威風堂々の「初会見」 私はこう観た
◆山脇由貴子 「秋篠宮家」との「文化」「覚悟」の違い
◆小田部雄次 さらに高まる「愛子天皇」待望論
◆辛酸なめ子 圧巻のスピーチ能力
お金がなくても「老年格差」で「負け組」にならない
▼晩年30年を悲惨にしない術
▼コレステロールは「老化」「がん」を防ぐ!?
▼「認知症」予防の「前頭葉刺激法」
(2)ビッグマネー? 「新庄日ハム」早すぎる“ニンジン作戦”の裏メニュー
(3)震災の教訓は!? 300キロ走行中でも「新幹線」は死亡事故を防げたか
(4)参院選前に「秘書」続々退職「今井絵理子」が語った“異変”のワケ
20代養子「港区男子」に“疑惑の保険金”「1億5000万円」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/庄野真代
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
人間、この不都合な生きもの/橘 玲
令和の失礼研究所/石原壮一郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
「共産党」再建資金に「朝鮮人微用工」の未払い賃金【第5回】
■■■ MONEY ■■■
「出前館」創業者が自叙伝には書かなかった転落人生
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/三人娘「高市」「稲田」「片山」に変調
▼ビジネス/東芝取締役「ハゲタカ」に寝返りのワケ
▼タウン/なぜ変死体「搬送費用」遺族持ちなのか
▼スポーツ/「鈴木誠也」100億円は棚ボタ“バブル”
▼エンタメ/「市川海老蔵」團十郎襲名前に目立つ空席
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
Bookwormの読書万巻/アルモーメン・アブドーラ
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
五葉のまつり/今村翔吾
刑事弁護人 持月凛子の決意/薬丸 岳
笑う森/荻原 浩
黒い報告書/蜂谷 涼
※「佐藤優の頂上対決」は都合により休載いたします。
■■■ グラビア ■■■
・産地直送「おうちごはん」
・優越感具現化カタログ
・記念日の晩餐
この号の中吊り
最新号PICK UP
「プーチン」地獄へ
驚愕の侵攻開始から1カ月。投げられた賽は、誰もが予想しなかった方向へと転がっている。内外で孤立を深める一方の超大国独裁者と、世界の人々の心を味方に付けた、徒手空拳の元コメディアン……。かくして「最狂の皇帝」の前に、地獄の門が口を開けた。
「眞子さん」と格差歴然で「女性天皇」再燃
「愛子さま」威風堂々の「初会見」 私はこう観た
成年となられた愛子さまの初めての会見が、3月17日に開かれた。30分にわたって思いの丈を述べられるお姿はまさしく威風堂々、すでに天皇家の「長子の風格」を漂わせておられた。さらに、そのお振る舞いから見えてきたのは、他ならぬ秋篠宮家との“格差”だった。
世界を徘徊する「ポリコレ」という怪物
「ポリコレ」――ポリティカル・コレクトネスが暴走している。性別や民族、宗教などへの差別、偏見、それに基づく制度を是正していくはずが、いまやただの言葉狩りに堕し、科学無視、多様性の否定にも向かっている。その先にあるのは歪んだ不寛容社会でしかない。
人生100年時代はバラ色? 灰色!?
お金がなくても「老年格差」で「負け組」にならない
人生100年といっても、喜んでばかりはいられない。健康を失った悲惨な年月が増えるだけなら、いくら老後資金が潤沢でも、幸福からは遠ざかってしまう。つまり、これからは老年格差が激化する時代。「負け組」にならないための処方箋を和田秀樹氏が授ける。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。