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「エッフェル姉さん」だけではない税金特権
外務省がおもてなし 「国会議員」夏の“外遊バカンス”に便宜供与

週刊新潮 2023年8月31日秋初月増大号

(木曜日発売)

特別定価480円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2023/08/23

発売日 2023/08/23
JANコード 4910203150838
定価 特別定価480円(税込)

「エッフェル姉さん」だけではない税金特権
外務省がおもてなし 「国会議員」夏の“外遊バカンス”に便宜供与

知らないと防げない
これで「寿命が縮む」 「食」「水」「怒り」編
◆ミシガン大が研究論文 健康寿命を「削る」「延ばす」48食品リスト
◆「水分補給」不足で「老化加速」「早期死亡」リスク増
◆「怒り」が強い人は「心筋梗塞」「脳梗塞」リスク3倍

コロナ前を凌ぐ大襲来
ついに中国人「団体旅行解禁」で日本の危機

正義は暴走する
壮大なキレイゴト「SDGs」はぼちぼちで
元「京大変人講座」教授・静岡県立大学副学長 酒井 敏
「認知症」の練習帳 介護編 「姥捨て山」には行きたくない
騙されない「老人ホーム」の選び方
老人ホームコンサルタント 小嶋勝利
【ワイド】猛暑列島の事件簿
▼「長女の目にムヒ」虐待事件の果て…… 元関脇「嘉風」前妻と“猟銃無理心中”男が本誌に語っていた「鉄槌」
▼「山田養蜂場」盗撮ボンボン専務が裏切った池田大作「創価」の教え
▼“札幌頭部切断”「瑠奈」に巣くう「怪物」との闘いに敗北した父母
▼「90億円借り換え」拒絶で「ビッグモーター」が倒産する日
▼「佳子さま」ペルー公式ご訪問で「眞子さん」と再会の“旅程”
■■■ MONEY ■■■
「企業防衛」弁護士が指南 乗っ取り屋「アクティビスト」に克つ法術
モンゴル人の物語
百田尚樹
【テンポ】
▼土下座した下村に同情論も「清和会」
▼なぜ終了「東海道新幹線」ワゴン販売
▼テロにも米大使館前「名物ビル」解体
▼リバプール移籍「遠藤航」評価の格差
▼朝ドラも世界デビューも「橋本環奈」

“戦後78年”伝説のゲイバー「吉野」ママ92歳が追憶
「進駐軍」と「焼け野原の日本」
ジャーナリスト 柳田由紀子
三回忌 「千葉真一」
“銀座ママ”になった「最後の女性」が語る“熱すぎた夜”

■■■ コラム ■■■
【グラビア新連載】知られざる国旗の世界吹浦忠正
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/中西哲生
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
コロナ・チルドレン 第2回
作家 石井光太

■■■ 小 説 ■■■
五葉のまつり【最終回】/今村翔吾
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り宮部みゆき
墓碑銘/吉本新喜劇 桑原和男
■■■ グラビア ■■■
【新連載】新潮グルメ直送便
・優越感具現化カタログ
・記念日の晩餐
▼結婚
▼掲示板
▼黒い報告書/蜂谷 涼
Bookwormの読書万巻ピーター・バラカン
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼文殊のストレッチ
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
※「佐藤優の頂上対決」は都合により休載いたします。

この号の中吊り

最新号PICK UP

「エッフェル姉さん」だけではない税金特権
外務省がおもてなし 「国会議員」夏の“外遊バカンス”に便宜供与

永田町の夏の風物詩ともいえる“国会議員の海外視察”がコロナ禍を経て4年ぶりに復活した。花の都パリで浮かれる姿が早速炎上した折も折、本誌は外務省が公的地位にある者に対して行うアテンド、すなわち「便宜供与」の詳細を掴んだ。その驚くべき中身とは。

知らないと防げない
これで「寿命が縮む」 「食」「水」「怒り」編

宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が話題を呼んでいるが、食事や水分を摂ったり、怒りや喜びの感情を抱くのは、いずれも「生きること」を構成する要素だ。そして、それらへの向き合い方によって、生きられる長さ、すなわち寿命の長さは変わってくるのである。

コロナ前を凌ぐ大襲来
ついに中国人「団体旅行解禁」で日本の危機

どこもかしこも人、人、人であふれる行楽地。このお盆は台風直撃で交通機関が乱れたこともあり、国内旅行はもうウンザリ! なんて嘆く方も多いだろう。だが、これはきたるべき嵐の序章に過ぎない。いよいよ中国からの団体旅行客が大挙して来日するというのだ。

「認知症」の練習帳 介護編 「姥捨て山」には行きたくない
騙されない「老人ホーム」の選び方

認知症を受け入れて生きる。その上で忘れてはならないのが「老人ホーム」選びである。とはいえ何を基準に選べばよいのか、途方に暮れる読者も多いのではないか。老人ホームコンサルタントの小嶋勝利氏に聞いた“老人ホームを姥捨て山にしないための極意”とは。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。