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「熊出没」列島に奇譚 「一か八か喉元に……」
“人喰いヒグマ”を返り討ちにした「消防隊員」壮絶激白

週刊新潮 2023年11月16日号

(木曜日発売)

480円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2023/11/09

発売日 2023/11/09
JANコード 4910203131134
定価 480円(税込)

【ワイド】秋色深まるニュースの深層
フェイクはどこまで進化するか
1時間で完成「岸田総理」AI偽動画を作った「25歳無職」の言い分

「熊出没」列島に奇譚 「一か八か喉元に……」
“人喰いヒグマ”を返り討ちにした「消防隊員」壮絶激白

▼復帰「沢尻エリカ」“欲望という名の電車”の終着駅は何処に
▼「大谷翔平」空前争奪戦で移籍先の本命・対抗・大穴
▼カンヌは新妻と闊歩しても……「東京国際映画祭」のレッドカーペットは歩かない「北野武」
▼棋界に異色広告「藤井聡太」のライバル「永瀬拓矢九段」力の源泉は“精力剤”
▼強制離党の「維新県議」が告発「馬場代表と二階元幹事長に“万博密約”が……」
▼就活人気No.1「賀来賢人」CM企業はハラスメントで「ブラック度」も大賞級
▼紅白司会に朝ドラ主演「橋本環奈」引っ張りだこでも「秋ドラマ」苦戦の怪

「大人から子どもに偏った思い込みが……」 当てこすり連発!?
「佳子さま」が「ペルー訪問」で誓った“決別”

空前の「日本ブーム」韓国で「反日」逆戻りへの吉凶
ジャーナリスト 金 敬哲

「ステージ0」で探し出せ
「すい臓がん」5年生存率90%!? 「超早期発見法」
東京女子医大消化器病センター外科教授 本田五郎
サントリー社長「新浪剛史」封印された「女性トラブル」

「帰国子女の妻」「親会社トップ」「ノーベル賞・本庶さん」から「松村邦洋」「コロナの女王」「道頓堀川ダイブ一番乗りの格闘家」まで
「岡田タイガース」“38年ぶり日本一” 私はこう見た

【テンポ】
▼「石原さとみ」夫が大出世!
▼「増税メガネ」に次ぐあだ名
▼女子ゴルフ「稲見」「馬場」
▼真打「美人講談師」4児の母

モンゴル人の物語
百田尚樹

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/村野武範
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り宮部みゆき
逃亡者は北へ向かう柚月裕子
佐藤優の頂上対決 安田隆夫 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス創業会長兼最高顧問
■■■ グラビア ■■■
・新潮グルメ直送便
・優越感具現化カタログ
・記念日の晩餐
▼結婚
▼墓碑銘
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼黒い報告書/牧村 僚
Bookwormの読書万巻杉田弘毅
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド

この号の中吊り

最新号PICK UP

フェイクはどこまで進化するか
1時間で完成「岸田総理」AI偽動画を作った「25歳無職」の言い分

画像を悪用された日本テレビが激怒したのに続き、官房長官までが懸念を表明した。岸田首相のAI偽動画で世は大騒ぎだが、作成した「25歳無職」氏の言い分とは。

「熊出没」列島に奇譚 「一か八か喉元に……」
“人喰いヒグマ”を返り討ちにした「消防隊員」壮絶激白

牛を次々と襲った「OSO18」。さらに市街地に出没する「アーバンベア」なる言葉まで流行語に選ばれ、今年の日本列島は“熊予報”が必要なほど熊の目撃談で溢れている。だが流石さすがひぐまを撃退した男が語る話は世にも稀。まさに奇譚と呼ぶに相応しい。

「ステージ0」で探し出せ
「すい臓がん」5年生存率90%!? 「超早期発見法」

初期には大した自覚症状もなく、気付いたときには既に手遅れ。結果、5年生存率が1割弱と突出して低いのが「すい臓がん」だ。そんな“絶望の病”に一筋の光明が差し込んだ。東京女子医大教授の本田五郎氏が説く、すい臓がんを克服する「超早期発見法」とは。

「帰国子女の妻」「親会社トップ」「ノーベル賞・本庶さん」から「松村邦洋」「コロナの女王」「道頓堀川ダイブ一番乗りの格闘家」まで
「岡田タイガース」“38年ぶり日本一” 私はこう見た

59年ぶりの関西勢対決となった日本シリーズを制したのは就任1年目の岡田彰布監督(65)率いる阪神だった。地力に勝るリーグ3連覇のオリックスに真っ向から挑み、38年ぶり2度目の日本一を奪取。虎党が欣喜雀躍る中、気がかりなのは指揮官の去就で……。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。