「安倍派」裏金事件 検察幹部が漏らした
「議員一人ではおさまらない」
週刊新潮 2023年12月28日号
(木曜日発売)
発売日 | 2023/12/21 |
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JANコード | 4910203141232 |
定価 | 480円(税込) |
「議員一人ではおさまらない」
◆“総理への道”に落とし穴「西村前経産大臣」を“ニッシー”と呼ぶ「女性秘書官」
▼「アンミカ」……“熱く苦しい”「ポジティブ教の教祖」
▼「明石家さんま」……定年を迎えた「お笑い怪獣」の“イジリ芸風”
▼「小池百合子」……選挙狙いの言葉遊びをくり返す「空疎な女帝」
▼「市川團十郎」……“小金稼ぎ”ばかりの「千両役者」
▼「松任谷由実」……「ユーミン」を演じる「無意識過剰」
▼「山田洋次」……凡作連発の晩節で『巨匠はつらいよ』
「政治家」「芸能界」との関係は…… 「日本最大の反社集団」14の疑問
身近に“魔法のドリンク”「お茶」
▼絶好調「なかやまきんに君」を陰で支える“ある女性”の存在
▼「陸奥部屋」消滅で綱取り「霧島」は「鶴竜」の新部屋へ
▼離婚発表「ビビアン・スー」は「紅白」出場を機に日本活動復活か
▼大江戸温泉物語をアパホテルが
▼インフルワクチンでボケ防止?
▼Jリーグ「秋春制」で票操作
▼「宝塚」「歌舞伎」「ジャニーズ」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/天野 篤
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り/宮部みゆき
逃亡者は北へ向かう/柚月裕子
佐藤優の頂上対決 三島愼次郎 次世代環境船舶開発センター代表理事
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼結婚
▼墓碑銘
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼黒い報告書/並木真琴
▼Bookwormの読書万巻/高橋秀実
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
この号の中吊り
最新号PICK UP
「安倍派」裏金事件 検察幹部が漏らした
「議員一人ではおさまらない」
「自民党派閥パーティー裏金事件」の“本丸”は誰なのか。「キックバックの額が数千万円に上るあの議員はアウト」「あの大物議員も危ない」――永田町では日々、そんな会話が交わされている。さらに検察幹部も「議員一人ではすまない」と漏らしているというのである。
「福山雅治」……“ましゃ”の十字架 元「抱かれたい男
かつて「抱かれたい男」ランキングではキムタクと並びトップ2の常連だった彼も齢54。肩やら腰を「叩かれたい男」になってきた。普通は「渋いオッサン」を模索するものだが……。人間、己を変えることは難しい。
「大谷翔平」ヒリヒリしたい舞台裏
破格の報酬でロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平(29)。入団会見で「勝つことが優先順位の一番上」と言い切った彼は、年俸の97%を後払いで受け取るという異例の契約を結んだ。来季からの「メジャー第二章」は、いかに展開していくのだろうか。
諸悪の根源「活性酸素」を除去
身近に“魔法のドリンク”「お茶」
日本人にとって「ソウルドリンク」とも言える「お茶」。そんな気軽な飲み物が“不老長寿”をもたらす可能性を秘めていると聞けば驚く人も多かろう。どの種類のお茶をどれくらい飲めば、どんな病気にどのような仕組みで効くのか。専門家が「お茶」を語り尽くした。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。