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孤絶「震源地」徹底取材
「能登大地震」の“生と死”

週刊新潮 2024年1月18日迎春増大号

(木曜日発売)

特別定価510円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2024/01/10

発売日 2024/01/10
JANコード 4910203130144
定価 特別定価510円(税込)

孤絶「震源地」徹底取材
「能登大地震」の“生と死”
▼「阪神」「熊本」超え激震は「首都直下」「南海トラフ」の前兆か
▼豪雪地“入母屋造り”が全壊多数で「次に危ない場所」は?
▼絶叫に絶賛「NHK山内泉アナ」が帳消しにしたあの「珍騒動」

「JAL機」大炎上
生き残った「海保機長」の十字架
▼実は「3分に一回」“死と隣り合わせ”「羽田空港」混雑危機

『兵士に聞け』の大宅賞作家 遺稿
『VIVANT』とは“別班” 私が遭遇した自衛隊「秘密部隊」
ノンフィクション作家 杉山隆男

短期間で命の危険に!
奥深い「飲み物」の健康術
東京農業大学名誉教授 田中越郎

「紫式部」の心の闇とは…… 『源氏物語』よりドロドロ
NHK大河『光る君へ』の「嫉妬」と「階級」
古典エッセイスト 大塚ひかり

【ワイド】新春の吉凶占い
▼「裏金」上納で養わせる巨悪 「特捜」最後の狙いは「森喜朗」元総理
▼野望は「関西財界トップ」 6人退団でも「宝塚の帝王」が劇団員私物化
▼年収1億8100万 「M-1王者の父」は社長争い敗退
▼「篠山紀信」追悼 「壇蜜」「加納典明」が明かす“レンズの奥”

【テンポ】
▼「世耕弘成」野心と美辞麗句
▼「ディズニーランド」鉄の掟
▼「富岡製糸場」入場料がタダ
▼「パリ五輪」アノ競技の事情
▼渡独して2年「元アナ」凱旋

モンゴル人の物語
百田尚樹

〈一般人〉は「羽生家」が嵌めた“頸木”
「羽生結弦」は裸の王様

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/保科有里
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り宮部みゆき
逃亡者は北へ向かう柚月裕子
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 中西 進 国文学者・万葉学者
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼黒い報告書/牧村 僚
Bookwormの読書万巻阿川佐和子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド

この号の中吊り

最新号PICK UP

孤絶「震源地」徹底取材
「能登大地震」の“生と死”

発生から124時間ぶりの「奇跡の救出劇」がある一方、正月に帰省で集まっていた家族10人以上が生き埋めになる悲劇も――。凄まじい爪痕が明らかになりつつある「能登半島地震」。孤絶した震源地での徹底取材により、瓦礫の下に埋もれた人間ドラマを掘り起こす。

「JAL機」大炎上
生き残った「海保機長」の十字架

辰年は、尋常ならざる幕開けとなってしまった。元日に能登を襲った大地震に続き、2日にはあろうことか「関連事故」が羽田空港で発生。被災地に向かう海保機がJAL機と衝突し、5人の命が失われる惨事だった。「ヒューマンエラー」はいかにして重なったのか。

短期間で命の危険に!
奥深い「飲み物」の健康術

良き食材を選び、豊かに栄養を摂る。人生100年時代、多くの人が「食の健康」を意識するなか、見落とされがちなものがある。食べ物よりも頻繁に摂取するのに、のどを潤すだけのものと軽視されたりもして……。実は奥深い「飲み物」の健康術を医学博士が指南する。

〈一般人〉は「羽生家」が嵌めた“頸木”
「羽生結弦」は裸の王様

稀代のプロフィギュアスケーターによる言動が波紋を呼んでいる。五輪連覇を成し遂げた「絶対王者」が大いに憤っているのだ。憤怒の矛先は本誌を含むメディアに向けられたが、それは「王様は裸だ!」と指摘する者が、周囲に皆無であることを示してはいないか。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。