だから「小池」「蓮舫」は嫌われる
[七人の異見]
週刊新潮 2024年6月27日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/06/20 |
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JANコード | 4910203140648 |
定価 | 480円(税込) |
「学歴詐称を刑事告発」 カイロでの人格形成が「専制」を招く
◆若狭 勝 元東京地検特捜部副部長
◆吉川美代子 キャスター
◆上田令子 都議
◆たかまつなな 社会起業家・笑下村塾代表
◆村西とおる AV監督
◆山口真由 信州大学特任教授
「NTT株」暴落で悲鳴 「株初心者」の“点検表”
▼若者に「NISA貧乏」が増えている
▼急騰の米国半導体株「エヌビディア」はバブルか否か
▼大人気「オルカン」盤石の理由
「病院前大乱闘」で逮捕された「川口クルド人」が日本に再入国していた
それでも「改正入管法」施行に難癖 「朝日」「毎日」「TBS」が報じない
中東最強「イスラエル軍」の根幹「徴兵制」が揺らいでいる
「老人ホーム」で快適生活を送るための「心得帖」
▼国立市「積水ハウス」のマンションが景観論争で解体の“本当の理由”
▼韓国の人気歌番組で突如大ブレイク「歌心りえ」が語る下積み時代
▼コロナ集団感染疑惑も 「白鵬」弟子たちが強いられる“地獄の地下室”
▼「マイナ保険証」死亡トラブルにも頬被り 「河野太郎」が「保険証廃止」に突き進む
▼共産党が大絶賛する皮肉「経団連」
▼31日連続でネタおろし「蝶花楼桃花」
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/万城目学
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り/宮部みゆき
逃亡者は北へ向かう【最終回】/柚月裕子
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 新田恵利 タレント
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼スクリーン
▼黒い報告書/大石 圭
▼Bookwormの読書万巻/辻山良雄
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
だから「小池」「蓮舫」は嫌われる
[七人の異見]
今月20日に告示された東京都知事選挙。7月7日の投開票に向けて選挙戦が始まったが、現職の小池百合子氏(71)と対立候補の蓮舫氏(56)、どちらにも一票を投じたくない。そう躊躇する有権者は案外多いのではないか。両者の嫌われる理由を7人の異見から探ってみた。
「新NISA」開始から半年
「NTT株」暴落で悲鳴 「株初心者」の“点検表”
「新NISA」のスタートから半年。東京株式市場では軟調な相場が続いているが、それを象徴するのがNTT株の暴落である。一体どこまで下がるのか、下落への対処法と「NISA」に対する向き合い方は――。プロたちによる、株初心者のための“点検表”。
「病院前大乱闘」で逮捕された「川口クルド人」が日本に再入国していた
それでも「改正入管法」施行に難癖 「朝日」「毎日」「TBS」が報じない
「難民」不都合な真実
難民認定申請の悪用抑止を肝とする「改正入管法」が全面施行された。朝日、毎日、TBSなどのメディアは早速これに難癖を付けたが、埼玉・川口市の病院前での大乱闘で逮捕されたクルド人は再入国を果たしていた。報じられない「難民」の不都合な真実とは。
「施設選び」の研究より大事!? 介護職員も人の子 嫌われたら悲惨
「老人ホーム」で快適生活を送るための「心得帖」
複雑極まりない介護保険制度の仕組みや介護施設の種類。しかしこれらをいくら研究しようとも、施設で嫌われ者になってしまえば、せっかくの準備も水泡に帰してしまう。この業界を知り尽くした小嶋勝利氏が説く、要介護者になる前に知っておくべき「心得」とは。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。