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“SNSの病理”が生んだ“偶像”
「蓮舫」を“終わった人”にした「石丸伸二」の正体

週刊新潮 2024年7月18日号

(木曜日発売)

480円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2024/07/11

発売日 2024/07/11
JANコード 4910203130748
定価 480円(税込)

“SNSの病理”が生んだ“偶像”
「蓮舫」を“終わった人”にした「石丸伸二」の正体
▼次は国政か広島県知事選か 「総理の地盤」で出馬なら「石丸信者」雪崩れ込み「岸田」落選危機
▼共産党票上乗せでも「2位」にすらなれず “赤”っ恥惨敗「蓮舫」が嫌悪される理由

◆「ドトール」に続いて「KDDI」創業者も推し活 連続起業家が「石丸伸二」を応援する所以
千本倖生

死から4年 “陰謀論のシンボル”と化した
「三浦春馬」の謎を解く

新「日本のヒエラルキー」
知られざる超富裕層の実態に迫る

「年金制度」を食い散らかし「生活保護」で財政破綻危機
外国人に「脱退一時金」という“うま味”

『病院で死ぬということ』の緩和ケア医が選択した
「がん共存療法」 「臨床試験」2年目の経過報告
医師 山崎章郎

「梅雨の晴れ間」「梅雨明け」が危険
ゴルフ界に学ぶ 夏本番前の「熱中症対策」
順天堂大学医学部総合診療科特任教授 久岡英彦

【INCIDENT】出産直後に赤ちゃん遺棄「22歳母」の奇妙な共同生活

【ワイド】潜航するトラブル
▼「タモリ」「吉永小百合」ゆかりの名店“閉店”で「ラーメン早慶戦」の行方
▼「川崎重工」海自潜水艦乗員への金品供与に“深~い謎”
▼小津安二郎も愛した味 老舗焼鳥「伊勢廣」立ち退き拒否
▼保存か解体か 「マリリン・モンロー」13億円“終の棲家”にご近所トラブル

【テンポ】
▼うま味が増す「減塩スプーン」
▼コロナと誤嚥性肺炎に福音か
▼「広瀬すず」「橋本環奈」卑猥商品

「水道水」だけではない! 身の回りに潜む“発がん性物質”
「PFAS」に気をつけろ
▼「食品」「化粧品」「衣料品」までを一挙紹介
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/アキラ100%
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
DANGER村山由佳

モンゴル人の物語百田尚樹
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 里中満智子 漫画家
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼スクリーン
▼黒い報告書/花房観音
Bookwormの読書万巻伊藤博敏
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)

この号の中吊り

最新号PICK UP

“SNSの病理”が生んだ“偶像”
「蓮舫」を“終わった人”にした「石丸伸二」の正体

空前の乱戦となった都知事選は、現職の3選で幕を閉じた。小池百合子知事(71)に挑んだ蓮舫元参院議員(56)は、共産党の全面支援を受けたものの惨敗。大方の予想を覆して2位と大健闘したのは、ネットの“切り抜き動画”でのし上がった「広島の論破王」だった。

死から4年 “陰謀論のシンボル”と化した
「三浦春馬」の謎を解く

俳優の三浦春馬が東京都内の自宅マンションで首を吊り、30歳の若さでこの世を去ったのは2020年7月18日。悲劇から間もなく4年が経とうとしているわけだが、現在、三浦の名は妙な「使われ方」をしている。なぜか「陰謀論」のシンボルになっているのだ。

『病院で死ぬということ』の緩和ケア医が選択した
「がん共存療法」 「臨床試験」2年目の経過報告

ステージ4のがんに侵された緩和ケア医の山崎章郎氏が思索の末に辿り着いた「がん共存療法」。その臨床試験が始まって2年目となった。腫瘍に変化は? QOLは改善したのか? 『病院で死ぬということ』で現代医療に一石を投じた山崎氏自身が、経過を記した。

「水道水」だけではない! 身の回りに潜む“発がん性物質”
「PFAS」に気をつけろ

日本各地で次々と「PFASピーファス」の汚染が明らかとなっている。ようやく政府は健康リスクを認めたが状況は悪化の一途。そんな中、本誌は二週続けて「日本の水が危ない!」と題した緊急特集をお届けしてきたが、今回は身の回りに潜む意外な汚染の実態を報告する。

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。