前例なき乱戦の自民党総裁選
小泉進次郎 3つの急所
週刊新潮 2024年9月26日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/09/19 |
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JANコード | 4910203140945 |
定価 | 490円(税込) |
小泉進次郎 3つの急所
▼珍回答連発で露呈した「勉強不足」
▼「初めて実母に会った」発言の裏にある闇
◆党員票で善戦「高市早苗」のネックはブラックな応援団
◆3人の妻が証言 「石破茂」「林芳正」「加藤勝信」の極秘情報
大谷翔平 驚異の活躍をデータと肉体から徹底分析
▼バットドロップを克服
▼「二重振り子」と「綺麗な五角形」
▼走塁でも「肩甲骨」がポイントに
日本人記者が5カ国の国境地帯で見た「新・鉄のカーテン」
「残暑バテ」「秋バテ」対策
▼暴君「齋藤元彦知事」は4年前に親族から絶縁されていた
▼追悼秘話 次男が明かした「川添象郎」の最期と細野晴臣のギター
▼『虎に翼』寅子の娘役・川床明日香の“経歴”に注目が集まるワケ
▼巨額の所得隠しを指摘された「赤羽八幡神社」宮司の“ボロい商売”
▼“ガソリン補助金”どこへ
▼トランプ「ネコ」に新事実
▼「監督やりたい」青木宣親
▼「役所広司」舞芸78年で幕 ほか
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/名倉誠人
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 川上麻衣子 女優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/大石 圭
▼Bookwormの読書万巻/岡部 伸
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
【決定発表】第二十三回 新潮ドキュメント賞/小林秀雄賞
この号の中吊り
最新号PICK UP
前例なき乱戦の自民党総裁選
小泉進次郎 3つの急所
公開討論会など、具体的な論争の火ぶたが切られた乱戦の自民党総裁選。「本命」の小泉進次郎元環境相(43)は、空虚で不可解な珍回答を繰り返し、失笑を買う場面が少なからず見られた。「人脈」「政策」「家族」――3つの側面から見た彼の「急所」を徹底検証する。
前人未到の「50-50」目前
大谷翔平 驚異の活躍をデータと肉体から徹底分析
150年近い歴史を誇るメジャーにおいて、誰も成し得なかった偉業達成が迫っている。右肘のリハビリのため今季、二刀流を捨ててDHに専念するドジャースの大谷翔平(30)が挑む「50本塁打50盗塁」である。移籍1年目でMVPも視野に入った躍進の裏側に迫る。
ロシアが欧州へ「移民」「難民」を大量に送り込んでいる
日本人記者が5カ国の国境地帯で見た「新・鉄のカーテン」
排除か、保護か――ロシアから送り込まれる移民・難民がいま、欧州の価値観を大きく揺さぶっている。混迷を深めるロシア・ウクライナ戦争の、新たな“戦場”ともいうべき国境地帯を『移民・難民たちの新世界地図』を著したジャーナリストの村山祐介氏が取材した。
この時期だからこそ知りたい
「残暑バテ」「秋バテ」対策
「朝晩は過ごしやすく……」。そんな時候の挨拶が飛び交う今日この頃。だが、過ごしやすいはずのこの季節に待ち受けるのは、疲労、倦怠、胃腸の乱れに節々の痛みといった「不定愁訴」の落とし穴だ。医学博士の谷口英喜氏に聞いた「秋の不調」の原因と対策とは。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。