中国・深セン 「日本人男児」惨殺の暗部
週刊新潮 2024年10月3日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/09/26 |
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JANコード | 4910203111044 |
定価 | 490円(税込) |
▼被害児童は尼崎から来たばかりだった
▼「遺族の手紙」を巡るナゾ
▼「偶発的」と発表した中国当局の出鱈目
◆「核爆弾で日本を消せ」事件を正当化するネット民を何とかしろ
◆運動会で「安倍暗殺」の寸劇も行う反日教育の呆れた実態
「進次郎」「高市」「石破」で囁かれる恐怖のシナリオ
加藤和彦と元妻「ミカ」の真実
「睡眠」の新常識
▼齋藤元彦知事と絶縁した親族が痛烈批判「彼を反面教師に」
▼早すぎる引退「貴景勝」の実父も案じていた“身体の爆弾”
▼小柳ルミ子の“浅ましいSNS”に松田聖子ファンが不快感
▼『べらぼう』に高齢者は知らない横浜流星がなぜ抜擢されたか
▼火葬後の灰で3億円売上げ
▼「ポケベル爆弾」日本なら
▼可愛すぎるプロゴルファー
▼「吉幾三」漫才協会入りで ほか
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/高井昌史
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中辰巳
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 小泉 悠 東京大学准教授
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/深笛義也
▼Bookwormの読書万巻/古賀史健
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
中国・深セン 「日本人男児」惨殺の暗部
中国・深センで日本人学校に通う10歳の男児が中国人の男に惨殺された事件にはまだ不明な点も多い。今年春に兵庫県尼崎市から引っ越してきたばかりだった被害者一家の素性、中国のSNSで拡散された「遺族の手紙」を巡る謎など、事件の「全真相」をお伝えする。
空疎な自民党総裁選
「進次郎」「高市」「石破」で囁かれる恐怖のシナリオ
集団から抜き出た3名は、政策や見識で差をつけたわけでも、周囲が平伏する存在感を放ったわけでもなかった。いずれの戦いぶりも内実はおよそ褒められず、誰を新たな総裁に戴こうとも、自民党には背筋の寒い未来が待つばかり――。そんな声しか聞こえない。
多くの日本人は誤解している!?
「睡眠」の新常識
秋の夜長をどう過ごすか――。早めに床に入り長く眠る、というのもひとつの選択肢に思えるが、そこには落とし穴があった。「健康な人は睡眠時間が短くなる」。こう分析するスリープドクターは言う。よき睡眠の秘訣はいかに“上手に起きているか”にある、と。
大谷翔平「プレーオフ登板」を巡ってチーム内に不協和音
前人未到の「50本塁打50盗塁」を成し遂げたドジャースの大谷翔平(30)は、日本人選手初となる「トリプルスリー」も視野に入ってきた。が、プレーオフ進出を決めたチームは苦しい台所事情を抱えており、それもあって目下、“不協和音”が生じているのだという。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。