木曜日発売
480円(税込)
発売日:2024/04/18
スーパースターの「元相棒」は、いかに破滅を招いたのか。その転落の軌跡が、賭博業者との生々しいやり取りから浮かび上がってきた。先日、米捜査当局に訴追された大谷翔平(29)の元通訳・水原一平(39)。司法取引に応じても、長期の禁錮刑は免れないというのだが……。
競争苛烈なドラッグストアチェーンの首位を走る「ウエルシア」。売上高は1兆円超、「ツルハ」との統合交渉開始で注目の的となっている。折も折、そのトップが中国人女性と不倫関係にあることがわかった。しかも彼女は取引先の関係者……危険な情事である。
小池百合子東京都知事(71)の任期も残りあと3カ月。そのタイミングでかつての側近の実名告発により再燃した学歴詐称疑惑は、3期目を目指す都知事の選挙戦略に重大な影響を及ぼしつつある。加えて、小池都政下での各種問題も噴出。女帝の座が揺らいでいる。
実に半世紀ぶりの“快挙”だ。新たに「指定野菜」に加わることになったブロッコリー。栄養豊富であるのはもちろん、その魅力はがん予防効果にある。とりわけ発芽後3日目の新芽「スーパー・スプラウト」のパワーは絶大。専門家がブロッコリーのすごい力を解説。
発売日 | 2024/04/18 |
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JANコード | 4910203140440 |
定価 | 480円(税込) |
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〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。