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新潮ドキュメント賞

主催:一般財団法人 新潮文芸振興会 発表誌:「週刊新潮」「新潮QUE」

 第25回 新潮ドキュメント賞 受賞作品

鶏まみれ

繁延あづさ

亜紀書房

授賞理由

殺して食べるとは何か。自分が見たことを精密に描くことで大きな問いを描き出すことに成功している。ルポとエッセイを往還するやわらかな筆致もよい。スーパーに並んだ鶏肉の見え方が変わってくる。中高生から読んでほしい。 (文責・新潮文芸振興会事務局)

〔著者略歴〕

繁延あづさ(しげのぶ・あづさ)
兵庫県生まれ。写真家。桑沢デザイン研究所卒。雑誌や広告撮影のかたわらライフワークの出産撮影に取り組む。2011年に長崎県に移住。2021年より夫と養鶏業を営み、卵を販売。現在は鶏肉販売に向け準備中。『うまれるものがたり』『山と獣と肉と皮』『ニワトリと卵と、息子の思春期』など著書多数。「助産雑誌」表紙&巻頭連載エッセイ担当中。

第25回 新潮ドキュメント賞 候補作品

(刊行順)

過疎ビジネス 横山勲 集英社
戦場で笑う 砲声響くウクライナで兵士は寿司をほおばり、老婆たちは談笑する 横田徹 朝日新聞出版
償い 綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件 6人の加害少年を追って 山﨑裕侍 文藝春秋
鶏まみれ 繁延あづさ 亜紀書房
高畑勲と「火垂るの墓」─「幻の脚本」と「7冊の構想ノート」を読み解く─ 寺越陽子 新潮社

第25回 選考委員

第25回 賞規定

記念品及び副賞百万円

本賞は下記の規定により、人間や社会への洞察に満ち、表現において文学的にも良質と認められる作品一篇に授与する。

一、 選考の対象は、ノンフィクション作品(雑誌掲載も含む)とする。
一、 第25回は、令和7年7月1日から令和8年6月30日までを対象期間とする。
一、 選考委員/稲泉連 東畑開人 西川美和 早見和真 ブレイディみかこ(五十音順)
一、 選考委員の任期は4年とする。ただし重任は妨げない。

過去の受賞作品

新潮社刊行の受賞作品

受賞発表誌