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ワシントンポスト・ブックワールド (ブルース・スターリング)
日本の非凡な才能・ムラカミは、世界一流の作家であり、その手法は非常に細心かつ大胆だ。彼の端倪すべからざる資質はその表現方法にある。どれもたちどころに理解できるのに、途方もなく不思議な話なのだ。日本でしばしばいわれるように、ムラカミが「時代の作家」であるならば、それはすなわちトマス・ピンチョンやドン・デリーロの時代でもあるということだ。


ニューヨーク・ニューズデイ (ヴィンス・パッサーロ)
  (村上春樹は)文学が国際化した時代に活躍する途方もなくすばらしい作家である。


ザ・ニューヨーカー (ブラッド・ライサウザー)
  「谷崎潤一郎、三島由紀夫、ノーベル賞受賞者の川端康成の三大家が亡くなってこのかた、アメリカ人は日本文学に興味を持たない」というのが、日本文学研究者の決まり文句だった。だが、年月は流れ、アメリカの読者は日本のある作家を取り憑かれたように読むようになった――まもなくそんなムラカミ伝説が出来上がるだろう。


USAトゥディ (アラン・ライアン)
  ハルキ・ムラカミは世界文学に登場したもっともエキサイティングな作家のひとりである。彼の作品は、これからも読まれ続け、共感され続けることだろう。

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