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 夏といえば花火に盆踊り、海水浴など「これぞ、夏!」という風物詩がありますが、怖い話もその一つですよね。
 暑さで眠れない夜に怖い話を読んでいると、部屋の隅や半端に開いたクローゼットの奥が気になって仕方なくなりますが、それでも興味を持ってしまうのが怖いモノ好きの性分です。
 そこで今回は新潮文庫から刊行されている背筋が凍るゾッとする話を厳選してみました。夜も眠れなくなる戦慄のホラーから日常のちょっとしたことが不気味に思えてくる話まで、トイレに行くのを我慢したくなるような小説をご紹介します。人間不信に陥ること間違いなしの生々しい小説もラインナップに入っているので要注意です。


【R-30指定】記憶に残る、後味の悪いイヤミス小説
※イヤミス=嫌な気分になるミステリー



九月が永遠に続けば
沼田まほかる/著

愛憎
 
失踪

忌まわしい過去


儚い羊たちの祝宴
米澤穂信/著

屋敷
 
惨劇

残酷なまでの真実



少女
 
秘密

鳥肌ものの復讐

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2012年08月10日   文庫セレクト