どくとるマンボウ青春記
737円(税込)
発売日:2000/09/28
- 文庫
- 電子書籍あり
幼かったからなつかしく、活気に満ちていたからものさびしい――青春の日々。
18歳のマンボウ氏は、バンカラとカンゲキの旧制高校生活で何を考えたか――。個性的な教師たちと大胆不敵な生徒たちが生み出す、独特の熱気と喧騒に身をまかせながら、ひそかに文学への夢を紡いでいったかけがえのない日々は、時を経てなお輝き続ける。爆笑を呼ぶユーモア、心にしみいる抒情、当時の日記や詩も公開、若き日のマンボウ氏がいっぱいにつまった、永遠の青春の記録。
書誌情報
読み仮名 | ドクトルマンボウセイシュンキ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 336ページ |
ISBN | 978-4-10-113152-8 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | き-4-52 |
ジャンル | エッセー・随筆、文学賞受賞作家、ノンフィクション、ビジネス・経済 |
定価 | 737円 |
電子書籍 価格 | 605円 |
電子書籍 配信開始日 | 2013/06/01 |
著者プロフィール
北杜夫
キタ・モリオ
(1927-2011)本名・斎藤宗吉。東京青山生れ。旧制松本高等学校を経て、東北大学医学部を卒業。神経科専攻。1960年、半年間の船医としての体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を刊行。同年、『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。その後、『楡家の人びと』(毎日出版文化賞)、『輝ける碧き空の下で』(日本文学大賞)などの小説、歌集『寂光』を発表する一方、「マンボウ・シリーズ」や『あくびノオト』などユーモアあふれるエッセイでも活躍した。父、斎藤茂吉の生涯をつづった「茂吉四部作」により大佛次郎賞受賞。
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