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眠狂四郎無頼控〔二〕

柴田錬三郎/著

781円(税込)

発売日:1960/09/19

  • 文庫
  • 電子書籍あり

将軍家斉十三女、高姫の驕慢邪知、妖しの魔の手。公儀、御庭番を斬れ。混迷惑乱の時代を円月殺法が両断する。

江戸を出て、京・大阪に旅する狂四郎に絶え間なくふりかかってくる剣難と女難――。脂粉の香りに包まれた柔肌を欲情に燃やす将軍家斉の娘高姫。柳生流剣法を使い、執拗に狂四郎を襲う公儀直参の御庭番たち。死地に立った時の虚無感の中で鋭く冴えわたる円月殺法……。狂四郎をめぐる事件は、いよいよ凄絶と妖艶を加えるが、奇想天外の活躍で次々と解決してゆく。

  • テレビ化
    土曜プレミアム・眠狂四郎 The Final(2018年2月放映)
  • 舞台化
    眠狂四郎無頼控(NEMURI×GACKT PROJECT)(2010年5月公演)
目次
海の亡霊
贋囚人
美女崩れ
笑う狂女
刺青往生
運命図絵
切支丹坂
賭場女房
狂四郎哄笑
槍と驕姫
京の雨
地獄の夜
阿弥陀ヶ峰
金髪船
皇后悪夢像
白刃湯
贋金六千両
女心抒情
海賊村
暴風雨

書誌情報

読み仮名 ネムリキョウシロウブライヒカエ02
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 496ページ
ISBN 978-4-10-115007-9
C-CODE 0193
整理番号 し-5-7
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2017/07/21

著者プロフィール

柴田錬三郎

シバタ・レンザブロウ

(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。

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