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眠狂四郎無頼控〔五〕

柴田錬三郎/著

737円(税込)

発売日:1960/12/07

  • 文庫
  • 電子書籍あり

隻腕忍者の妄怨、邪宗尼の媚態、妻美保代の最期。狂四郎の贋者を斃せ。死に場を冀求し、ただ彷徨うのみ。

贋狂四郎に扮し、あらゆる奸策を弄して狂四郎に挑戦する甲賀忍組第三番を筆頭に、次々と出現する忍者たち。公儀隠密中随一の使い手白鳥主膳を交えた三つ巴の戦いが展開する。土方縫殿助と、その幕下の数十名に囲まれて疾風の剣技をみせる狂四郎……。こうした死闘が連続する中にあって、狂四郎を命がけで慕い続けてきた可憐な女性・美保代が静かに息を引き取った。

  • テレビ化
    土曜プレミアム・眠狂四郎 The Final(2018年2月放映)
  • 舞台化
    眠狂四郎無頼控(NEMURI×GACKT PROJECT)(2010年5月公演)
目次
贋狂四郎
忍者独白
孤影両断
傍観者
比丘尼地獄
幽霊松
麻薬姫
風流梅花譜
無想双刀術
忍組覚書
春夜の賊
異変千両富
夜襲床
遊士有情
謎の春雪
桃花無明剣
遺書
からくり門
はらいそ悲願
何処へ

書誌情報

読み仮名 ネムリキョウシロウブライヒカエ05
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 448ページ
ISBN 978-4-10-115010-9
C-CODE 0193
整理番号 し-5-10
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 737円
電子書籍 価格 737円
電子書籍 配信開始日 2017/07/21

著者プロフィール

柴田錬三郎

シバタ・レンザブロウ

(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。

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