眠狂四郎孤剣五十三次〔下〕
781円(税込)
発売日:2003/11/12
- 文庫
- 電子書籍あり
狂四郎を狙う隼人隠密党の刺客たち。そして京都三条大橋に現れた最後の強敵!
幕府に対する西国十三藩の謀議を探る眠狂四郎の旅は、東海道のまん中の天竜川にさしかかる。敵の首領は、国禁の密貿易で巨富を得る薩摩藩の側用人・調所笑左衛門だった。調所が次々と送りこんで来る隼人隠密党の刺客を迎え撃つ狂四郎。そして、京都三条大橋に最後の強敵を倒す秘剣円月殺法の冴え! 公儀を恐れる各藩の脱落で調所の策謀は崩れ去り、狂四郎の旅はやっと終焉を告げる。
書誌情報
読み仮名 | ネムリキョウシロウコケンゴジュウサンツギ2 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 464ページ |
ISBN | 978-4-10-115050-5 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | し-5-50 |
ジャンル | 文学賞受賞作家 |
定価 | 781円 |
電子書籍 価格 | 781円 |
電子書籍 配信開始日 | 2017/07/21 |
著者プロフィール
柴田錬三郎
シバタ・レンザブロウ
(1917-1978)岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し、1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。狂四郎シリーズ以外の主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等がある。
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