
てるてる坊主の照子さん〔中〕
539円(税込)
発売日:2003/07/30
- 文庫
順調に見えた岩田一家に、試練が襲ってきた。日本でトップクラスのスケート・コーチについて練習を始めた春子は、遠征先の九州で倒れて長期入院を余儀なくされる。それから間もなく、今度は春男の浮気が発覚し、岩田一家はてんやわんやの大騒ぎ。春男は、どうこの難局を切り抜けるのか。右肩上がりの昭和三十年代を背景に、夢を抱いて奮闘する一家の姿を描く、傑作ユーモア家族小説。
目次
めまい
チャンスのあとにピンチあり
お先まっ暗
てんやわんや
チャンスのあとにピンチあり
お先まっ暗
てんやわんや
書誌情報
読み仮名 | テルテルボウズノテルコサン02 |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 256ページ |
ISBN | 978-4-10-115422-0 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | な-47-2 |
ジャンル | 文芸作品、文学賞受賞作家 |
定価 | 539円 |
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著者プロフィール
なかにし礼
ナカニシ・レイ
1938(昭和13)年、中国黒龍江省牡丹江市生れ。立教大学文学部仏文科卒業。シャンソンの訳詩家を経て、作詞家に。「石狩挽歌」「時には娼婦のように」他多くのヒット曲を生み「天使の誘惑」「今日でお別れ」「北酒場」で日本レコード大賞を3回受賞。他にも同作詩賞2回、ゴールデンアロー賞、日本作詩大賞など受賞歴多数。クラシック界にも活動の場を広げ、オペラ「ワカヒメ」「静と義経」、オラトリオ「ヤマトタケル」、世界劇「眠り王」「源氏物語」などの作品がある。1998(平成10)年、『兄弟』を発表して小説家に。2000年、『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。『赤い月』ほか著書多数。
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