剣客商売 庖丁ごよみ
990円(税込)
発売日:2003/06/18
- 文庫
空腹のときは開かないでください。小兵衛が、著者が、舌鼓を打った、四季折々の江戸の味。
著者自身の企画になる最後の本――作家が毎月楽しんで食材を選び、その食材に熟達のペンと絵筆をふるう。それを受けたお気に入りの料理人が、旬の献立をたて、作家の前に並べてみせたのは、「剣客商売」シリーズで老剣客・小兵衛が舌鼓を打っていた、四季折々の江戸の味の数々。根深汁、柚子切り蕎麦、軍鶏鍋……見て読んで、実際に作っても楽しめる、池波正太郎・食の世界を味わいつくす一冊。
書誌情報
読み仮名 | ケンカクショウバイホウチョウゴヨミ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 208ページ |
ISBN | 978-4-10-115750-4 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | い-17-20 |
ジャンル | 文学賞受賞作家、クッキング・レシピ |
定価 | 990円 |
著者プロフィール
池波正太郎
イケナミ・ショウタロウ
(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。
近藤文夫
コンドウ・フミオ
1947(昭和22)年、東京生れ。1966年、山の上ホテル入社、1971年、「てんぷらと和食 山の上」の料理長となる。1991(平成3)年独立し、銀座に「てんぷら近藤」を開店、現在にいたる。
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