ホーム > 書籍詳細:禍

小田雅久仁/著

880円(税込)

発売日:2026/03/30

  • 文庫

目から、耳から、口から、破滅が侵入する。『このホラーがすごい!』第1位、怪奇小説の極北。

一枚食べたらもう引きかえせないからね──。小説家の〈私〉は未施錠の多目的トイレで本のページを貪り喰う女を目撃する。女の警告に挑むかのように、私は蔵書を手に取り……(「食書」)。一泊二日で十万円。三十三歳、無職の〈私〉は怪しげな仕事を請け負う。他言無用の宗教儀式、そこには長い黒髪の女ばかりが集まっていた(「髪禍」)。人生を逸脱することの恐怖と恍惚に、極限まで踏み込む七編。

書誌情報

読み仮名 ワザワイ
シリーズ名 新潮文庫
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 448ページ
ISBN 978-4-10-120022-4
C-CODE 0193
整理番号 お-92-2
ジャンル 文学・評論
定価 880円

著者プロフィール

小田雅久仁

オダ・マサクニ

1974年宮城県生まれ。関西大学法学部政治学科卒業。2009年『増大派に告ぐ』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。2013年、受賞後第一作の『本にだって雄と雌があります』で第3回Twitter文学賞国内編第一位。2021年に九年ぶりとなる単行本『残月記』を刊行し、2022年本屋大賞ノミネート、第43回吉川英治文学新人賞と第43回日本SF大賞のW受賞を果たす。

判型違い(単行本)

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

小田雅久仁
登録

書籍の分類