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管見妄語 グローバル化の憂鬱

藤原正彦/著

506円(税込)

発売日:2016/07/01

書誌情報

読み仮名 カンケンモウゴグローバルカノユウウツ
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-124815-8
C-CODE C0195
整理番号 ふ-12-15
ジャンル エッセー・随筆
定価 506円
電子書籍 価格 506円
電子書籍 配信開始日 2016/12/16

戯れ言に騙されるな。「グローバル化」の真相とは、単なる英語帝国主義に他ならない。

長年続くデフレ不況により若者が就職できない。「歴史認識」なる言葉に恫喝されて自国領土まで掠め取られそうな外 交。頻発する凶悪犯罪……。日本を取り巻く深刻な状況は、日本人の英語やITが拙いから起きたのか? 否。「グローバル化」の真相とは、単なる米英の英語 帝国主義に他ならない。我が国の広範な体質劣化をこれ以上放ってはおけぬ。物事の本質を見抜き、鋭く突きつける一冊。

目次
はじめに
第一章 誰が市場原理主義をまき散らしたのか
だまされる数学音痴/反目の黒幕/非常識な話/田舎自慢/碁盤道路と宗教/「大人の態度」の結末/仁義なき入国審査/やさしき文化の伝道者/ファーストレディの貧乏合戦/マヨルカ島のパブにて/カタルーニャの人間タワー
第二章 世事はすべて灰色なのだ
四つの事件と二つの実害/平和愛好国に必要な組織/意見は一致しないのだ/エルトゥールル号の美談/ポーランドの恩返し/親子で書き継ぐ物語/ふがいない僕は妻を見た/親分とヒコの「都の西北」/黒と白の幻想/ユーモアの威力
第三章 日本人として生まれた宿命
酷寒で鍛えられた精神/器械嫌いの矜持/「千年に一度」の代償/軽減税率は美しいか/読書なのだ/言論の自由の満喫者/明日を考える人/日本を「極右」と呼ぶ国/嗚呼、タカラジェンヌ!/「遠い人」より「近い人」/防御者の王道
第四章 真の教育改革ほど難しいものはない
父と私の五七五/月給二十一ドルの夢/またもや英語とITか!/郷愁の山/死者へのシャンペン/コンピュータよ、参ったか/求心力を欠いた国/人間社会に「平等」はない/いじめ問題の「解」/かくて「教育改革」は敗れる
第五章 グローバル化の憂鬱
喪われた一喝/傍線の落とし穴/藤原家危うし/英語帝国主義/危ない東京一極集中/馴れ合い「記者クラブ」/シニア割引拒否宣言/おしゃべりの六人ルール/私のお盆/譲歩は平和か?
解説 森田正光

著者プロフィール

藤原正彦

フジワラ・マサヒコ

1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。1978年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『遥かなるケンブリッジ』『父の威厳 数学者の意地』『心は孤独な数学者』『国家の品格』『この国のけじめ』『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞)『ヒコベエ』『日本人の誇り』『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞)『日本人の矜持』『藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩』『国家と教養』等。新田次郎と藤原ていの次男。

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