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管見妄語 常識は凡人のもの

藤原正彦/著

605円(税込)

発売日:2020/10/01

書誌情報

読み仮名 カンケンモウゴジョウシキハボンジンノモノ
装幀 田中和義(新潮社写真部)/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
雑誌から生まれた本 週刊新潮から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-124819-6
C-CODE 0195
整理番号 ふ-12-19
定価 605円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2020/09/29

グローバル化には、人間力。すなわち読解力を通して培われた論理的思考力や教養力である。

小学校低学年からの早期英語教育。譲歩に譲歩を重ねる外交。ポリティカリー・コレクトという「きれいごと」――すべて無駄! 流暢な英語と豊かな教養は決して両立しないし、外交での謙虚さは弱みの裏返しとしか取られない。大切なのは、何はともあれ人間力。即ち力強い読解力を通して培われた論理的思考力や情緒力や教養力なのだ。一見正しい定説を、軽やかに覆す「週刊新潮」人気コラム。

目次
はじめに
第一章 自分で決められない国
灰色の世界
イタリアの小さな村で
どうかしていない私
痛ましい光景
世界一幸せだった子供達
自分のことを自分で決められない国
心肺機能は鍛えたが
二つの快挙
企業ファースト
そばの食べ方
第二章 グローバリズムの欺瞞
冬の攻防
半人前国家
三頭立て馬車
新年の誓い
常識は凡人のもの
一日でも離れていると
ユーモア大国
盗まれて当然
「ファースト」
いくつになっても
第三章 人類の余りにもむなしい姿
私の奥の手
グローバル教育の行き着く先
夢か現か幻か
哀しい常識
怖いのだけど
沖縄の光と影
篠笛の唇
思い出のメランコリー
忘却の世界史
ユーモアとバランス
第四章 確固たる自信のない人
読書ほど得なことはない
蘇る昭和
巨人アマゾンとの戦い
忖度官僚の猛反撃
何用あって碁将棋ソフト
寛容のもたらした悲惨
優れているように見せたい人
不老不死の四股踏み
父と妻と私の上高地
打落水狗
第五章 祖国のためにありがとう
頑張って下さい、ありがとう
巨人の国
フランダースの唄
狂乱の探偵ごっこ
「べサメ・ムーチョ」
戦いはルール作りから
へえ秋だでな
「ワァー、ショック」
会話の流儀
この国の行方
解説 金美齢

著者プロフィール

藤原正彦

フジワラ・マサヒコ

1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。1978年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『遥かなるケンブリッジ』『父の威厳 数学者の意地』『心は孤独な数学者』『国家の品格』『この国のけじめ』『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞)『ヒコベエ』『日本人の誇り』『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞)『日本人の矜持』『藤原正彦、美子のぶらり歴史散歩』『国家と教養』等。新田次郎と藤原ていの次男。

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判型違い(単行本)

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