いなくなれ、群青
737円(税込)
発売日:2014/08/28
- 文庫
- 電子書籍あり
失くしたものは、何か。心を穿つ青春ミステリ。
11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。
目次
プロローグ
一話、ひとつだけ許せないこと
二話、ピストル星
三話、手を振る姿はみられたくない
エピローグ
一話、ひとつだけ許せないこと
二話、ピストル星
三話、手を振る姿はみられたくない
エピローグ
書誌情報
読み仮名 | イナクナレグンジョウ |
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シリーズ名 | 新潮文庫nex |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 320ページ |
ISBN | 978-4-10-180004-2 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | こ-60-1 |
ジャンル | キャラクター文芸 |
定価 | 737円 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2015/02/27 |
[新潮文庫nex]オーディオブック 河野裕『いなくなれ、群青』試し聴き(朗読:井上麻里奈)
どういう本?
一行に出会う
この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。(本書16ぺージ)
著者プロフィール
河野裕
コウノ・ユタカ
1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。
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