きみの世界に、青が鳴る
737円(税込)
発売日:2019/04/26
- 文庫
- 電子書籍あり
私の絶望は、きみがいなくなることだけだった。
真辺由宇。その、まっすぐな瞳。まるで群青色の空に輝くピストルスターのような圧倒的な光。僕の信仰。この物語は、彼女に出会ったときから始まった。階段島での日々も。堀との思い出も。相原大地という少年を巡る出来事も。それが行き着く先は、僕と彼女の物語だ。だから今、選ばなければいけない。成長するとは、大人になるとは、何なのかを。心を穿つ青春ミステリ、堂々完結。
目次
プロローグ
一話、彼女は絶望と手をつなぐ
二話、優しい魔女の魔法のすべて
三話、失くしものはみつかりましたか?
エピローグ
一話、彼女は絶望と手をつなぐ
二話、優しい魔女の魔法のすべて
三話、失くしものはみつかりましたか?
エピローグ
書誌情報
読み仮名 | キミノセカイニアオガナル |
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シリーズ名 | 新潮文庫nex |
装幀 | 越島はぐ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 320ページ |
ISBN | 978-4-10-180146-9 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | こ-60-6 |
ジャンル | 文学・評論 |
定価 | 737円 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2019/05/10 |
著者プロフィール
河野裕
コウノ・ユタカ
1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。
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