魔弾の射手―天久鷹央の事件カルテ―
737円(税込)
発売日:2019/08/28
- 文庫
廃病院で相次ぐ転落死。不可視の“魔弾”とは?
西東京市に聳える時計山病院。十一年前の医療ミスで廃院に追い込まれたこの場所で、一人の看護師が転落死する。死亡状況や解剖結果から自殺が有力視される中、娘の由梨だけはそれを頑なに否定した。天医会総合病院の副院長・天久鷹央は彼女の想いに応え、「呪いの病院」の謎を解くことを決意する。死体にまったく痕跡が残らない“魔弾”の正体とは? 現役医師が描く医療ミステリー!
目次
プロローグ
第一章 廃病院の呪い
第二章 四階病棟の幽霊
第三章 不可視の銃弾
第四章 断空の魔弾
エピローグ
第一章 廃病院の呪い
第二章 四階病棟の幽霊
第三章 不可視の銃弾
第四章 断空の魔弾
エピローグ
書誌情報
読み仮名 | マダンノシャシュアメクタカオノジケンカルテ |
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シリーズ名 | 新潮文庫nex |
装幀 | いとうのいぢ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 368ページ |
ISBN | 978-4-10-180162-9 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | ち-7-35 |
ジャンル | キャラクター文芸、コミックス |
定価 | 737円 |
著者プロフィール
知念実希人
チネン・ミキト
1978(昭和53)年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒業。2004(平成16)年から医師として勤務。2011年、「レゾン・デートル」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2012年、同作を『誰がための刃』と改題し、デビュー。2018年、『崩れる脳を抱きしめて』で広島本大賞、沖縄書店大賞を受賞。同作で本屋大賞にノミネートされる。他の著書に「天久鷹央」シリーズ、『螺旋の手術室』『ひとつむぎの手』『仮面病棟』『ムゲンのi』『優しい死神の飼い方』『硝子の塔の殺人』などがある。
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