生命の略奪者―天久鷹央の事件カルテ―
693円(税込)
発売日:2022/08/29
- 文庫
多発する臓器強奪事件。盗まれた「生命」の謎。
東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され、臓器が奪われた。さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生する。心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者たちの遺志。いったい誰が、何の目的で? 天久鷹央は真相解明に乗り出すが、その動機は思いもよらぬものだった……。現役医師が描く本格医療ミステリ!
目次
プロローグ
第一章 奪われたバトン
第二章 死者に捧ぐ命
第三章 受け継がれる証拠
エピローグ
第一章 奪われたバトン
第二章 死者に捧ぐ命
第三章 受け継がれる証拠
エピローグ
書誌情報
読み仮名 | イノチノリャクダツシャアメクタカオノジケンカルテ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫nex |
装幀 | いとうのいぢ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 320ページ |
ISBN | 978-4-10-180246-6 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | ち-7-38 |
ジャンル | 文学・評論 |
定価 | 693円 |
著者プロフィール
知念実希人
チネン・ミキト
1978(昭和53)年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒業。2004(平成16)年から医師として勤務。2011年、「レゾン・デートル」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2012年、同作を『誰がための刃』と改題し、デビュー。2018年、『崩れる脳を抱きしめて』で広島本大賞、沖縄書店大賞を受賞。同作で本屋大賞にノミネートされる。他の著書に「天久鷹央」シリーズ、『螺旋の手術室』『ひとつむぎの手』『仮面病棟』『ムゲンのi』『優しい死神の飼い方』『硝子の塔の殺人』などがある。
関連書籍
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る