
ジャズ・アネクドーツ
880円(税込)
発売日:2005/06/26
- 文庫
ジャズ・ミュージシャンという“部族”が残した、とっておきの逸話集。
ベーシストにしてモダン・ジャズ界の語り部のビル・クロウがジャズ・ミュージシャン裏話を集大成。マイルズ・デイヴィスがプロモーターを屈服させた一言、ビリー・ホリデイがバンド・バスの中で大もうけした顛末、ベッシー・スミスが南部でKKK(クー・クラックス・クラン)を撃退した逸話、ルイ・アームストロングがライバルをノックアウトしたエピソードなど、まさしく黄金時代のアネクドーツ(逸話集)。
書誌情報
読み仮名 | ジャズアネクドーツ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 480ページ |
ISBN | 978-4-10-218112-6 |
C-CODE | 0173 |
整理番号 | む-5-102 |
ジャンル | 音楽、音楽 |
定価 | 880円 |
著者プロフィール
ビル・クロウ
Crow,Bill
1927年アメリカ西海岸生れ。ジャズ・ベーシスト。1950年代からニューヨークに移り、スタン・ゲッツやジェリー・マリガンのレギュラー・ベーシストとして活躍した。ジャズ評論も手がける。
村上春樹
ムラカミ・ハルキ
1949(昭和24)年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『スプートニクの恋人』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、『騎士団長殺し』、『街とその不確かな壁』などがある。『螢・納屋を焼く・その他の短編』、『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、翻訳書など著書多数。2006(平成18)フランツ・カフカ賞、オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年アンデルセン文学賞、2022(令和4)年チノ・デルドゥカ世界賞を受賞。