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ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ

江國香織/著 、角田光代/著 、金原ひとみ/著 、桐野夏生/著 、小池昌代/著 、島田雅彦/著 、日和聡子/著 、町田康/著 、松浦理英子/著

1,540円(税込)

発売日:2008/10/31

書誌情報

読み仮名 ナインストーリーズオブゲンジ
雑誌から生まれた本 新潮から生まれた本
発行形態 書籍
判型 四六判
頁数 286ページ
ISBN 978-4-10-380851-0
C-CODE 0093
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 1,540円

現代の人気作家九人が新たに織りなす、もうひとつの源氏物語。

異国の男相手の店から幼い少女が抜け出そうとする角田光代流若紫。真実の愛を求める源氏がベニーちゃんにとまどう末摘花by町田康。尼となった女三の宮がみずからの生涯を昔語りする桐野夏生の柏木――ほかに松浦理英子の帚木、江國香織の夕顔、金原ひとみの葵、島田雅彦の須磨、日和聡子の蛍、小池昌代の浮舟、の九篇。

目次
帚木 Hahakigi 松浦理英子
夕顔 Yugao 江國香織
若紫 Wakamurasaki 角田光代
末摘花 Suetsumuhana 町田康
葵 Aoi 金原ひとみ
須磨 Suma 島田雅彦
蛍 Hotaru 日和聡子
柏木 Kashiwagi 桐野夏生
浮舟 Ukifune 小池昌代

著者プロフィール

江國香織

エクニ・カオリ

1964年東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、1989年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、1992年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、1999年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2007年『がらくた』で島清恋愛文学賞、2010年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の著書に『ちょうちんそで』『はだかんぼうたち』『なかなか暮れない夏の夕暮れ』など多数。小説以外に、詩作や海外絵本の翻訳も手掛ける。

角田光代

カクタ・ミツヨ

1967(昭和42)年神奈川県生れ。魚座。早稲田大学第一文学部卒業。1990(平成2)年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞、2006年「ロック母」で川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞。著書に『キッドナップ・ツアー』『愛がなんだ』『さがしもの』『くまちゃん』『空の拳』『平凡』『笹の舟で海をわたる』『坂の途中の家』など多数。

金原ひとみ

カネハラ・ヒトミ

1983(昭和58)年、東京生れ。2003(平成15)年『蛇にピアス』ですばる文学賞。翌年、同作で芥川賞を受賞。2010年『TRIP TRAP』で織田作之助賞、2012年『マザーズ』でドゥマゴ文学賞を受賞。著書に『アッシュベイビー』『AMEBIC』『オートフィクション』『ハイドラ』『星へ落ちる』『憂鬱たち』『持たざる者』『マリアージュ・マリアージュ』『クラウドガール』などがある。

桐野夏生

キリノ・ナツオ

1951(昭和26)年、金沢市生れ。成蹊大学卒。1993(平成5)年、『顔に降りかかる雨』で、江戸川乱歩賞を受賞する。1997年に発表した『OUT』は社会現象を巻き起こし、同年、日本推理作家協会賞を受賞。1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞を受賞した。2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010〜2011年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞・読売文学賞を受賞。また、英訳版『OUT』は、2004年にアメリカで権威のあるエドガー賞に、日本人で初めてノミネートされた。他の著書に『夜の谷を行く』『路上のX』『ロンリネス』などがある。

桐野夏生HP -BUBBLONIA- (外部リンク)

小池昌代

コイケ・マサヨ

1959年、東京都江東区出身。津田塾大学国際関係学科卒業。第一詩集『水の町から歩きだして』刊行以後、詩と小説を書き続ける。主な詩集に『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『地上を渡る声』、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)など。その他、短篇集『タタド』(表題作で川端康成文学賞)、『自虐蒲団』、『弦と響』など。

小池 昌代 オフィシャルサイト (外部リンク)

島田雅彦

シマダ・マサヒコ

1961年3月13日東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。小説家。法政大学国際文化学部教授。1983年、大学在学中に『海燕』掲載の『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビューし、芥川賞候補作となる。候補6度は最多記録。小説に『亡命旅行者は叫び呟く』『夢遊王国のための音楽』(1984年、野間文芸新人賞)『天国が降ってくる』『僕は模造人間』『ドンナ・アンナ』『未確認尾行物体』『夢使い――レンタルチャイルドの新二都物語』『ロココ町』『アルマジロ王』『彼岸先生』(1992年、泉鏡花文学賞)『預言者の名前』『流刑地より愛をこめて』『忘れられた帝国』『浮く女 沈む男』『そして、アンジュは眠りにつく』『内乱の予感』『君が壊れてしまう前に』『子どもを救え!』『自由死刑』『無限カノン』三部作(『彗星の住人』『美しい魂』『エトロフの恋』)『フランシスコ・X』『溺れる市民』『退廃姉妹』(2006年、伊藤整文学賞)『エリコ』『カオスの娘――シャーマン探偵ナルコ』(2008年、芸術選奨文部科学大臣賞)『佳人の奇遇』『徒然王子』(第1・2部)『悪貨』『英雄はそこにいる』『傾国子女』『ニッチを探して』『暗黒寓話集』『虚人の星』(2016年、毎日出版文化賞)『カタストロフ・マニア』『絶望キャラメル』『人類最年長』『君が異端だった頃』(2020年、読売文学賞)。随筆等に『中枢は末梢の奴隷 解剖学講義(養老孟司と共著)』『偽作家のリアル・ライフ』『汗のドレス(唐十郎と共著)』『語らず、歌え』『天使が通る(浅田彰と対談)』『愛のメエルシュトレエム 島田雅彦クロニクルズ1987-1991』『死んでも死にきれない王国から ある旅人のアフリカ日記』『植民地のアリス』『漱石を書く』『瞠目新聞』『彼岸先生の寝室哲学』『茶の間の男(語り下ろしロング・インタビュー大辻都、星野智幸編)』『ミス・サハラを探して チュニジア紀行』『世紀末新マンザイ パンク右翼vs.サヨク青二才(福田和也と対談)』『日本の名随筆 別巻85 少年(編纂)』『退廃礼讃』『郊外の食卓』『感情教育』『ヒコクミン入門』『ひなびたごちそう 島田雅彦の料理』『アジア自由旅行(佐藤治彦と共著)』『楽しいナショナリズム』『無敵の一般教養(パンキョー)(編纂)』『食いものの恨み』『衣食足りて、住にかまける』『快楽急行』『おことば 戦後皇室語録』『妄想人生』『一度死んでみますか? 漫談・メメントモリ(しりあがり寿と対談)』『酒道入門』『島田教授の課外授業 悩める母親のために』『小説作法ABC』『クオリア再構築 常識の壁を突き抜け、遡る5つの対話(茂木健一郎と対談)』『徒然草 in USA 自滅するアメリカ 墜落する日本』『オペラ・シンドローム 愛と死の饗宴』『迷い婚と悟り婚』がある。

島田雅彦オフィシャルサイト (外部リンク)

日和聡子

ヒワ・サトコ

1974年島根県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。2002年、『びるま』で中原中也賞受賞。以後、詩作にくわえて、小説を発表するようになる。2012年、『螺法四千年記』で野間文芸新人賞受賞。2016年、『砂文』で萩原朔太郎賞受賞。

町田康

マチダ・コウ

1962年大阪府生まれ。1996年に初小説「くっすん大黒」を発表、翌年ドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を受賞。2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『夫婦茶碗』『パンク侍、斬られて候』『人間小唄』『ゴランノスポン』『ギケイキ 千年の流転』『ホサナ』『生の肯定』『猫にかまけて』シリーズ、『スピンク日記』シリーズなど多数。

OfficialMachidaKouWebsite (外部リンク)

松浦理英子

マツウラ・リエコ

1958(昭和33)年、愛媛県生れ。1978年「葬儀の日」で文學界新人賞、1994(平成6)年『親指Pの修業時代』で女流文学賞、2008年『犬身』で読売文学賞を受賞。他の作品に、『セバスチャン』『ナチュラル・ウーマン』『裏ヴァージョン』、エッセイに、『ポケット・フェティッシュ』『優しい去勢のために』などがある。

判型違い(文庫)

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