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大江健三郎小説 8

大江健三郎/著

5,500円(税込)

発売日:1997/01/10

  • 書籍

メキシコからアメリカ西海岸に至る生活を反映したもの、四国での幼・少年時にたち返っての作品、「連合赤軍」の事件にいかに揺り動かされたかを考える連作。21篇。

目次
身がわり山羊の反撃
揚げソーセージの食べ方
グルート島のレントゲン画法
メヒコの大抜け穴
もうひとり和泉式部が生れた日
その山羊を野に
「罪のゆるし」のあお草
いかに木を殺すか
河馬に噛まれる
「河馬の勇士」と愛らしいラベオ
「浅間山荘」のトリックスター
河馬の昇天
四万年前のタチアオイ
死に先だつ苦痛について
生の連鎖に働く河馬
火をめぐらす鳥
「涙を流す人」の楡
ベラックヮの十年
マルゴ公妃のかくしつきスカート
僕が本当に若かった頃
茱萸の木の教え・序
初出と初収

書誌情報

読み仮名 オオエケンザブロウショウセツ08
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 大江健三郎小説
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 572ページ
ISBN 978-4-10-640828-1
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書、文学賞受賞作家
定価 5,500円

著者プロフィール

大江健三郎

オオエ・ケンザブロウ

(1935-2023)1935(昭和10)年、愛媛県生れ。東京大学文学部仏文科卒業。在学中に「奇妙な仕事」で注目され、1958年「飼育」で芥川賞を受賞。1994(平成6)年ノーベル文学賞受賞。主な作品に『個人的な体験』『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』『懐かしい年への手紙』『「燃えあがる緑の木」三部作』『「おかしな二人組(スゥード・カップル)」三部作』『水死』『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』などがある。

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